Android O と Kotlin で HelloWorld を動かしてみた
2017 年 Google I/O で注目された Android O と Kotlin を触ってみました。
今回は、Android Studio 上にて Kotlin で Hello World を生成しAndroidO でエミュレートすることをゴールとします。Java がインストールされた Mac 上で開発環境を構築する前提で記載します。
Android O とは
Google の次期モバイル向け OS で、パフォーマンスやバッテリー消費削減に注力されています。
Kotlin とは
JetBrains を中心に開発が進められた JVM 上で動くプログラミング言語です。Java よりも簡潔でモダンな文法をもち、2017 年に Android チームより公式サポートが発表されました。
では、早速つくっていきましょう。
Android Studio のインストール
Android O のデベロッパー機能をサポートするために、Android Studio 3.0 の Canary バージョンを入手します。
Android Studio の起動と設定
Install Type で Custom を選択
SDK Components Setup で Android Virtual Device をチェック
Create Android Project で Include Kotlin support をチェック
新規プロジェクトを作成
Start a new Android Studio Project を選択しプロジェクトを作成
Create Android Project で Include Kotlin support をチェック
Target Android Devices で API O を選択
MainActivity.kt が生成されました
Android O の起動と動作確認
早速、ビルドして Android O をエミュレートしてみます
無事 HelloWorld が表示されました
Java との互換性があり、簡単に Java から Kotlin 変換できるので、既存の資産を Kotlin で保守できハッピーになれそうです。
