VELTRA Malaysia, GEC Summit 2017

Mariko Shiga
VELTRA Engineering
Published in
4 min readDec 15, 2017

ものづくりから少し離れ、起業家精神に触れて、何の目的でものをつくるのか、何を作るべきかについて学びました。

会場の様子

Entrepreneurship Community Summit 2017(GEC2017)について、以前のブログより。

起業家のためのエコシステム、そのエコシステムをマレーシアで作るきっかけを様々提供するため設けられた場でした。

会場には、現役の投資家や起業家からのキーノートの形でのメンタリング、様々な分野の人がコラボレートしアイディア作りを体験できるラボ、自身および企業のアイディアを紹介しネットワークを築くための展示会場、などがありました。

VELTRA Malaysiaとしては、日系企業コーナーにブースを設け、VELTRAの企業紹介やサービス内容の紹介を行いました。何らかの連携が可能か、と様々な分野の方に立ち寄って頂きました。

今回、VELTRA Malaysiaとしては企業紹介がメインでしたが、次回参加する機会があれば、新機能のプロトタイプを持って紹介しに行こう!と思います。

起業家、投資家からのメンタリングより

アメリカ、シリコンバレーで活躍している投資家や起業家のセッションから、以下、アイディアの作り方で参考になったものです。新規サービスのためだけでなく、現状のサービスに展開できる新しいアイディアを作る際にも適用できる考え方です。

・コラボレーション
様々な分野の人が交じる場所でアイディアは生まれる。業界に長い人は、常識から外れたアイディアに気づきにくいことがある。これまでのやり方を根本的にとって変わる技術を用いた新しいやり方で、イノベーションが多くおきている。

・アイディアの選別
他より少しよいではなく、すごくよいものでないとダメ。
ユーザがサービスの利用を開始する理由はごく限られたもの。優れた価値を提供するユースケースが一つあれば、ユーザはそのサービスを利用する。

・次に進む?またはピボット(pivot)?
社会でイノベーションを起こすには、よいアイディアにたどり着き、そのアイディアを育てる競争に勝つ必要がある。
Fail fast、時間は大事にすること。今の世の中、変化の渦だらけで状況はすぐに変わる。
Do experiment、今の状況に合わない、ダメなところを見つける。うまくいってない、とおもえばピボット。失敗から学び、次に活かすことが大事。

VELTRAのサービスに。。。

ラボの中で、Destination Marketingという言葉が紹介されていました。多くの方が持つ旅の目的の一つに「その場所に行く」があると思います。Destination Marketingは、旅の他の目的として「ある体験をしにその場所に行く」も重要な要素、といった考え方に基づいています。実際、その目的で旅する人も少なくないのではないでしょうか。

そのような「体験」を重視する人が、どの様にして自分の知らない「次の体験」の情報を得るのか。やはり、過去にその体験をした人からですよね。。。すると、ネットワーク上に自らの体験を他に共有するインフルエンサーがいるのでしょう。

このような「インフルエンサーが自らの体験を共有できる場」は、体験を重視する旅のスタイルを実現するエコシステムの一部に思います。各国様々なアクティビティを紹介し、検索、参加することを可能にするVELTRAサイト。その特性を活かし、このような場を提供することができるのでは、と考えます。

サミットに参加して、様々な情報に触れて、アイディアを一つ提案まで。

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