Try Golang! VSCode上で動かしてみる!

Takuo
VELTRA Engineering
Published in
5 min readJun 12, 2017

Golang(以下、Go)をやるぞ!ということで、Goの開発環境を構築してみました。最近はPHPばかり触っていましたが、Javaの畑で育った自分としては、コンパイルしてくれることの安心感ときたらありません。まぁ静的/動的どっちが好き論争は、ここでは致しませんのであしからず。ちなみに今回の作業を行った環境はこちらです。

OS     : Windows10 64bit
VSCode : 1.12.2
Go : 1.8.3

まずはインストールしてみよう

Windowsの場合は、MSIファイルをダウンロード&実行して、流れに身を任せれば、簡単にインストールできます。環境変数の設定も勝手にしてくれているので、デフォルトで問題なければ特にいじる必要はないです。

なお、後述する拡張機能をインストールする場合、各ツールのインストール先は環境変数GOPATHで指定されたフォルダになります。Windowsの場合は、デフォルトはユーザホーム直下のgoフォルダになるので、これが嫌な場合は個別に環境変数を設定してあげてください。

実際に動かしてみよう on VSCode

VSCodeのインストールは既に実施済かと思いますので省略します(笑)。VSCodeで任意のフォルダ(今回はC:\dev\go_projects)を開いたら、hello.goファイルを作成し、中身は下のコードをコピペっと。コンソールを開いてgo run hello.goとコマンドをたたいてあげれば、しっかり Hello, World!してくれましたね。

package main

import "fmt"

func main() {
fmt.Println("Hello, World!")
}

ちなみに1ファイルで済むような簡単なロジックを実行する場合は、Web上に実行環境が用意されているので、「環境構築なんていらないから、とにかく早く動かしてみたい!」という方はこちらへどうぞ。

拡張機能Goを入れるともっと便利!

恐らく、上の手順通りそのまま実行していただいた善良な市民の皆様は、VSCode上にこんなメッセージが出たのではないかと思います。

このファイルの種類には拡張機能 'Go'が推奨されます。

というわけで、お勧めに従って拡張機能 'Go'をインストールします。拡張機能Goが利用しているモジュールのインストールや、VSCodeの再起動等必要ですが、ちゃんとインストールできればとっても便利。今回はその中でも使用頻度が高いであろう3つをご紹介します。

  1. 入力補完機能(Autocomplete)
    Goの標準ライブラリのAPI等が、入力しながらリアルタイムでリストアップされます。例えば、fmt.Pとタイプすると、Print, Printf, Printlnがリストに表示されます。※下図参照
  2. 静的チェック機能(Lint)
    ファイルを保存したタイミングで、文法的なエラーがあると教えてくれる機能です。単純な文法誤りの他、宣言していない変数の使用なんかでも怒ってくれます。
  3. コードフォーマッタ(Format)
    こちらもファイルを保存したタイミングで動き、コードをGo標準のフォーマットに整形してくれる機能です。スペース4つのインデントをGo標準のタブに変換してくれたり、不要なスペースや改行を消してくれたり。人によって微妙に違っていていらいらすることがなくなります。

実は拡張機能 'Go'の便利機能として紹介してはいますが、VSCode(や他のメジャーなエディタ)で、かつメジャーな言語であれば、精度の差こそあれ大体こういった機能は充実しています。なぜなら皆が必要としているからです。開発者の方々に感謝しつつ、ぜひとも最大限に活用しましょう。

上述した機能はほんの一部で、便利な機能はまだまだたくさんあります。これらのツールを活用して、効率的でハッピーなプログラミングライフを送りましょう。

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