ili(小型翻訳機)をマレーシアで実際に使ってみた

Nao
VELTRA Engineering
Published in
4 min readDec 22, 2017

Boleh VELTRA!! ナオユキです。

世界初! 旅行を楽しくする瞬間翻訳ツールili(イリー)を先行発売で購入しました。旅でぶつかる壁として「言葉」があります。私達のビジネスに無限の可能性を与えてくれるかもしれないこのデバイス、サービスのトップとしては試すしかありません!

届きました!

ワクワクして箱を開けると中身は以下の通り。

左:本体、USB、ストラップ

中:初回限定オリジナルストラップ!

右:説明書

説明書の写真にある通り、本当に手のひらサイズです。iPhoneと比較してみても以下の通り。

社内でお試し・・・

弊社には中国語・韓国語が堪能なメンバーがいるので早速試しました!

言語切替を行うと「チュウゴクゴ ニ キリカエチュウデス ショウショウオマチクダサイ」とアニメ声&そこそこ大きめのボリュームで流れます。。。会社中に響き渡りました。「またあの人変なことやってるな」と言う視線を浴びながら、翻訳機の”Hello World!”とも言える言葉を・・・

「おはよう」

ドキドキ

「ニーハオ!」きたぁ!!!!!って瞬間でした。

「アニョハセヨ!」も無事にクリア。

「地下鉄の駅はどこですか?」「美味しいレストランはありますか?」など試しましたが一通りオッケーとのことです。ただ、人名や地名などが微妙とのこと。

しかし、テストをしても面白くないと感じていました。なぜならテストした全員は日本語が理解できるので、私が話している瞬間に内容が分かってしまうのです。やはりリアルで使う必要がありますね。

会議でお試し・・・

マレーシアオフィスの中華系メンバーとミーティングがあるので使ってみました。

「全員揃った?」とか、「進捗どう?」とか。。。一通りオッケーとのことです。さすがにITの専門用語は難しかったようですが、ここでもある程度の合格点でした。

実際にマレーシアでお試し・・・

マレーシアに戻ってきたのでJasonとちょっと遊んでみました。

「子供は元気?」「今度ランカウイ行くけどおすすめスポット教えて」など。

その様子がこちら。。。楽しい。。。

期待する改善点

人名、地名などはちょっと微妙

ボリューム調整が出来ないので美術館とかでは使えない

やはり双方向は必要(今は日本語 => 英語・中国語・韓国語)

また、中国語に関してはネイティブ中国語のようで、マレーシアに居る中国系だとしっかり勉強した人しか理解できないだろうとのことです。

総評:未来を感じる

短い文章はしっかりと「伝わる」事が分かりました。こちらが文章を短くしたり、文法などを工夫することで精度はぐっと上がります。

旅先でのちょっとした問題解決アイテムと考えると、旅の未来に希望を感じるものでした。

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