リモートサーバのディレクトリをWindowsにマウント!
特に新しい話ではないのですが、リモートサーバのソースコードをローカルのWindows端末から簡単に見られるようにすると、なにかと便利だというお話です。
技術的にはSSHFS(SSH Filesystem)というものを使います。Windowsの場合はwin-sshfsというソフトが出ているので、これを使うのが一般的かと思います。インストールや設定の手順は、以下のサイトにきれいにまとまっているので、こちらを見てくださいね。
ちなみに私はMacユーザではないのですが、Macでも似たようなことができる様子。気になる方はMac
、sshfs
で検索してみてください。
こんなことができる!!
win-sshfsで正しく設定してあげれば、PCを立ち上げた時に自動的にマウントすることができます。そして、sshfsでマウントしたディレクトリは、ほとんどネットワークドライブと同じように扱えます。
そんな感じなので、一番お手軽に恩恵を受けられるのはファイルの参照とコピーです。ローカル端末からリモートサーバにファイルをコピーするために、わざわざファイル転送ソフトを立ち上げる必要もありません。
また、普段使い慣れたエディタやIDEから、サーバ上のソースコードを参照できるというのも大きなメリットです(個人的には一番嬉しい)。リモートデバッグなんかする際には、サーバとローカルでソースツリーの同期を取る必要がありますが、sshfsを使えば簡単に同期が取れます。
ちなみにオフィスで私の隣の席に座っているお方は、サーバにsshでログインすること自体嫌っております。開発環境を最適化できれば、今回のsshfsなんてのも不要なのかもしれませんね。