まもなく書店に並びます、青井哲人『ヨコとタテの建築論』。

東京藝術大学大学院での建築論の講義(2015〜18)をもとにした全10講。です・ます調の平易な文体。南洋堂なら1月18日より販売。

建築は最大限ヨコに接続しながら、タテに立ち上がる。このことをモダンヒューマンの特質から説き起こし、アナロジー、数、幻視、類型、工作、時間、沈黙、複雑、そして虚構といった観点から読者と一緒に考えるようにお話しております。学部4年生、修士の学生さん、若い研究者や建築家の皆さんにぜひ「建築学び直し」の機会として使い倒してほしいと思っています。美術や哲学など、建築は専門でないという方々が建築にアプローチする入り口にもなると思います。

年末から出ておりましたamazonのサイトに書影が現れました。ぜひ予約ください。1月25日頃発売です。

もっと早く、という方は南洋堂で予約ください。1月18日発売。予約購入の場合、特典として、編集の川尻さんが作成中の、この本からの抜書き集(本書所収のものより多い“おかわり”版)がもらえるそうです。

表紙カバーと帯の刷り出し見本(川尻さん提供)

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青井 哲人 AOI, Akihito
VESTIGIAL TAILS/TALES: aoi's journal

あおい・あきひと/建築史・建築論。明治大学教授。単著『彰化一九〇六』『植民地神社と帝国日本』。共編著『津波のあいだ、生きられた村』『明治神宮以前・以後』『福島アトラス』『近代日本の空間編成史』『モダニスト再考』『シェアの思想』『SD 2013』『世界住居誌』『アジア都市建築史』ほか