アメリカの郵便
自宅はタウンハウスと呼ばれる2階建ての家が長屋のように何軒もくっついているところにあります。
タウンハウスのメールボックスは1箇所にまとめられていて、どれが誰のものかは分かりません。どのメールボックスの何番が自分のものかは賃貸の契約書に書いていました。
見ての通り各宅のメールボックスには鍵がかかっていて勝手にチラシを入れられないようになっています。配送業者はこのマスターキーを持っているようです。
真ん中あたりに”Outgoing Mail”というスペースがあって、ここに送りたい郵便物を入れると発送できるので街中には郵便ポストがほとんどありません。戸建てのメールボックスでもフラグを立てると集荷されるそうです。
毎日のように手紙やチラシが届くのですが、そのほとんどが以前に住んでいたと思われる人宛のものです。
日本だと退去前にちゃんと転送手続きをするのと、郵便局も最新の居住者情報を管理していて、まず以前の居住者の郵便物が届くことはなかったので驚きました。日本では届いたことがあるのはクロネコメール等、転送手続きを忘れがちなところだけだったと思います。
しかも、直前の住人だけでなくどうやら2, 3代前の方宛のものも届いています・・・
こう言った間違った郵便が届いた時は実は捨てたり開封するのはダメで、ちゃんと宛先が間違っていると発送元に伝えないといけないそうです。USPSのWebページに説明がある通り、”Not at this address”と書いて投函すればOKです。
結構来るのでもうポストの中に赤ペンを入れっぱなしにして、見つけたらすぐに朱書きして投函しています。
これまで、小学生の子供が電子メールを使っていない友達に手紙を送りたい時と、同じく電子メールを使わない祖母に写真を送りたい時に海外発送しました。
海外郵便は一番安価なもので、$1.15の切手で1oz(28g)の定型郵便の手紙が送れるので、これに収まるようにしました。2週間くらいして相手に届いたようです。