まだ習ってない・・・

小学生のクラスで、新しい取り組みをしようとすると
「そんなことまだ習ってないよ〜」
と、不満の声が上がってきます。

例えば漢字

「まだそんな漢字習ってないよ(だから書けなくてもいいんだもん♪)」

別に難しい漢字を無理やり教えるつもりはないのですが、
漢字の成り立ちや楽しさを伝える目的で目新しい漢字を見せると
最初はこんな反応です。

学習者がこういう受け身の気持ちでいると
学習はなかなか進みません。

この気持ちのまま授業を進めても
子ども達は表面上はおとなしく話を聞いてはいても
心の中では
「あ〜無理、わからない」
と拒絶状態です。

すると本当の学習の楽しさは伝わらず
ただその場をやり過ごせばいいや、
といった気持ちのままなんの気づきも驚きも起こりません。

こんな時どうするか・・・

こういった、やり過ごせばいいやブロックは
「お楽しみ❤️クイズ攻撃」

「おっとびっくり!サプライズ攻撃」
で崩していきます。

まずはお楽しみクイズ攻撃

「世界で一番画数の多い字は何画あると思う?」

するとすぐに、30や!きっと、とか
自分で書いてみた一番多い画数をイメージしているのか
じっくり考えてから、15くらいかな〜、とか
ちょっと考えてみるモードになります。

そうすればしめたもの。

すかさず
「おっとびっくり!サプライズ攻撃」
に入ってこんな漢字を見せるのです。

すると、

え〜〜〜!!!

と嬉しい反応を見せてくれます。

「これって何て読むの?」
「あ〜雲って漢字がある!」
「コレ見たことある漢字!」

そこで

「一応日本で一番多い画数の漢字って言われてるんだけど
何画あると思う?」

こんな難解な漢字にもかかわらず
真剣に解き明かそうと探求が始まります。

なかなか正確な答えには辿りつけないのですが、
その頃には『習ってないもん』という
受け身な気持ちはすっかり影を潜め
ワイワイ意見を交換しながら楽しむ気持ちになっています。

ここで答えはまだ明かさないで
今度はヒントとして、
「この中に知っている漢字を探してみよう!」
と書き出したり、丸をつけてみたり。

こんな難しい漢字、知らなくても使わなくても
全然構わないんだけど、

・漢字は分解できる
・知っているものの組み合わせ
・ひとつひとつに意味を持ってる
・かたまりになって意味や音を表すこと

など、漢字のルールに気づいてくれるのです。

これがすぐに”漢字好き”に結びつくわけではありませんし、
もちろんコツコツと取り組まないと身にはつきません。

でもこんな流れで心のスイッチを
『ただ教えてもらえる』から『自分で探求する』
学習モードに切り替わっていく体験を積むことで
やがて『学ぶって楽しい!』ことが当たり前になっていきます。

簡単、難しいといった分類で順番に教えていく
”積み上げ方式”の勉強法では
こういうスイッチは入りにくいでしょう。

まず学習の全体を見渡せる場所をちょっと体感することで
新しい学びが始まるのです。

第三の学校、といてら
ただいまパートナー絶賛募集中です!

https://toiee.jp/toi-tera-pre-09-mission-df768810f04d#.auu30juzu

A single golf clap? Or a long standing ovation?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.