◆何かが違う・・・

教室を開いてから数年して、

何かが違う

そう感じることが増えて来ました。

誰もがきっと幸せになれるはずのメソッドに

どうしても合わないお子さん達がいたからです。

じっとするのが嫌いな子

出来ないと叱る親（できなくて当たり前なのに）

他の子と比較する親

親の顔色を窺う子ども

段々私の中の自信がガラガラと崩れていきました。

すでに師匠は他界され、

この疑問に答えていただけなくなっていました。

突然大きな柱を失い、

胸にぽっかり穴が空いたからなのか。

メソッドが合わないのはきっと私の力不足のせいだと思い、

どうすれば良いのだろうと試行錯誤しました。

けれど頑張れば頑張るほど、

子どもさんも親御さんも、私も、お互いが辛くなるばかりでした。

私は、今まで学んできたことが本当に正しいのか

今度は違う世界に出て勉強しなおそうと考えました。

有効だと思われる本を買い込んで読みあさり、

最新の知識を身につけようと

色んな場所へ学びに行きました。

自分の講師力が足らないからだと

教え方を学びに行きました。

リーダーシップが足りないからだと

啓発セミナーにも足を踏み込みました。

ご父兄の話を聞く力が足りないからだと

コーチングを知り、コーチの資格を取りました。

世間知らずだからもっと幅広い知識を知ろうと

マーケティングや経済など、

いろんな職業の方のいるコミュニティにも参加しました。

脳力開発の知識をもっと深めるために

専門家の先生の講演会にも多く行きました。

大阪に限らず、何度も東京や

日本中のあちこちに行きました。

それは本当に長いトンネルのようでした。

ここだ！と思った光がそうでなかったり

ようやく出口が見えたと思ったら

また暗闇の中に逆戻りだったりしました。

気が付くとたくさんの時間とお金を使っていました。

そして学んだことを1つずつ反芻して

遂にわかったことがありました。