WANIC & LAODI

久住芳男
WANIC
Published in
2 min readJan 22, 2017

初めまして。WANICの久住です。WANICのうまれについてもう少し書きたいとおもいます。

WANIC(ココナッツスピリッツ)は、東ティモールから始まり、東京、セブで試作、そしてラオスでラム酒を作る企業の大きな協力を得て、やっと昨年デビューしました。
WANIC(ココナッツスピリッツ)は、メコン川の近くの、ラオスの南国の太陽を浴びて育ったヤシの木の、2600個の実(ココナッツ)から出来ています。

この写真のLAODI(アグリコールラム)とWANIC(ココナッツスピリッツ)は、どちらもアルコール度数が40%以上の無色透明な蒸留酒ですが、
飲み比べてみるとまったく香りも味わいも異なります。

ラオディはラオスで日本人の醸造家がラオス人とともに、無農薬の畑で育てたさとうきびを使ってつくっているラム酒です。昨年のアセアンサミットで世界の首脳にもラオスの公式のお酒としてふるまわれた、ラオスを代表するスピリッツです。フルーティでシャープな中にさとうきび、干し草のような香りがある深い味わいが特徴です。

一方ワニックはハードリカーなのにまったりしたやわらかさが特徴で、後から口の中にココナッツの香りと甘みがふわっと広がります。

同じ蒸留所で生まれ、99.9%がアルコールと水なのに、この大きな違いには驚きと面白さを感じます。

私はお酒が好きで、毎日飲んでいます。そのお酒にあった一皿を楽しむ機会は、その料理もお酒も、そしてその場の雰囲気を何倍にも幸せにしてくれます。マリアージュという表現がワインと料理によく使われますが、このココナッツの酒に合うマリアージュのお皿は何か?
酒のみで食いしん坊の醍醐味を皆さんも一緒に探してください。このココナッツのお酒は、新しい楽しみを一つふやしてくれると思います。

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