【電子書籍】【漫画制作】明らかな未来予測

電子書籍に関するネットの噂

無名クリエイターにとって個人による電子書籍の出版は紙のそれに対してかなりハードルは低い。これに対して旧出版社側は電子のそれに対する様々なアンチテーゼを提供しているようだが、紙の出版なんてものはもう衰退の一途をたどることは目に見えている。

しかしながら個人の電子出版の限界はたしかにあるようだ。私は宣伝方法こそネックだと考える。

私は某動画配信サイトをよく閲覧する。いつも観ている配信者がYoutubeに対するテレビ業界のネガティブキャンペーンを話題としていたのを見て、出版も同様だと思ったっけ。

配信者いわく、「Youtubeはあと3年で衰退する」とのテレビ人達の発言に対して「それはテレビ業界がYoutubeを脅威に思っている証拠だ」と反論していた。テレビは次第にネットに奪われつつある広告収入に苛立っていると彼は言う。

その通り。

そしてそれは出版業界にも言えることだろう。

普通に考えてYoutubeもAmazonも他のどんなグローバルIT企業だって日本の国内でしか通用しないテレビや出版業界に負けるとはちょっと考えにくいでしょ?若者のテレビ離れが叫ばれ、漫画の購読も無料のネットサービズが数年後には主流になるかもしれない昨今、あのようなネガキャンで今更どうにでもできないと思うんだけどなぁ。電子の個人出版だって今や簡単にできるし、映像コンテンツだって上述した動画配信やYoutubeを始めとする動画共有サイトでやればいい。インフラは揃ってるしコストや技術的な問題も解決されている。コンテンツを発表できる条件は今は揃ってるんですよね。ただ一点を除いて。

問題は「宣伝」か?それとも

インフラもあるしコストの問題も無い。技術的な問題もPCを使えばOK。では何が問題なのだろうかというと、やはり宣伝や告知ということになるんだと思う。つまり広い意味での「プロモート方法」が個人の電子書籍や動画では弱い。読者諸君だったら普通に出てくるであろう発想の一つに「TwitterやFacebookを利用すれば?」というのがあるだろうが、そこが甘い。SNSを使って告知してもそうそう電子書籍は売れないし、それどころか無料で読めるブログの閲覧も少しづつしか増えてこない。

現実は厳しいですな。

以前知り合いの芸人にYoutubeでの動画のアップロードを強く勧めたが、「そんなのよっぽどのリスペクトが無いと人気でないでしょ」と帰ってきた。彼に限らず、タイガイの者がやる前に諦めてるところがある。

私はこれらの意見を聞くたびに『ああ、彼らは人がつくったものをたいして観てないんだな』と感じる。

Youtubeで私が強いカテゴリーだと思う動画の一つに「犬」がある。犬は強い。飼い主がスマホ片手に撮って編集もなしに上げただけの動画が数ヶ月で数十万のPVを得ていたり、どこをどう見てもバックにプロが控えているとは思えない内容のものもその技術力に反比例する閲覧を稼いでいるのを何度も見た。テーマの選び方も大切だがあの質でも十分収益に繋がるし、知人芸人が言うようにあの数の動画にそれぞれ「よっぽどのリスペクトがあった」と考えることの方がよっぽど不自然だ。しかし歴然としてアレらのコンテンツは結果を出している。なぜだろう?

実際おもしろいんですよ。

犬がただ部屋の中で走り回っているだけのベタ取りの動画でもかなり見応えがあり、見終わって犬の動画を検索したりとか。恐らくあのサイトを使いまわしている人たちには一度くらい経験があると思う。

しかしアレらの動画はいったいどうやって宣伝したのだろう?おそらくそんな行動はとってないと思う。口コミや運営者の手動でのランク当てであそこまでのし上がったのだろう。そういった意味ではあれらのモノはとても質が高かったと判断すべきかもしれない。

私は現在ここに強い関心がある。宣伝も無しにどう閲覧を増やせばいいのか?なにかいいアイデアがあったら私のTwitter宛にDMください(笑)。

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