Web Platform Study Group設立のお知らせ
みなさん、こんにちは!Web Platform Study Group運営のtakanoripです。
この度新しい技術コミュニティを立ち上げたので、そのお知らせと今後の活動予定についてお話できたらと思ってます。
設立の経緯
もともと僕らはPolymer Japanというコミュニティ名で活動していました。
このコミュニティはPolymerというWeb Componentsをベースにしたフロントエンドフレームワークの普及を目的としたコミュニティです。
しかし、2018年のGoogle I/Oで、Polymerの開発が将来的に終了することやLitElementなどのより軽量なライブラリがPolymerの役目を引き継ぐことなどが発表されました。
その発表を機に僕たちは「Polymer Japanは今後どうして行くべきなのか」ということを考え続けてきました。コミュニティの主題でもあったPolymerが役目を終え、Web Components自体も認知度はかなり上がってきている現状の中で僕らがやっていきたいことは何なのか、非常に難しい問題です。
「Web Components Japanに改名する」「Polymerというライブラリは役目を終えたけどPolymer Projectは存続するのでそのままで良いんじゃないか」など様々な意見が出ました。
その中で、「最近はフレームワークやライブラリが充実してきてるからWeb標準的な仕様やAPIを知らなくても開発できることが増えているけど、それって本当はあまり良いことじゃないよね。」という意見が出てきました。
メンバー全員その意見には賛成でこの問題を解決していくべく、「Web ComponentsだけでなくWeb標準と呼ばれる技術を幅広く扱い、それらの認知度を高め議論していくコミュニティにするのが良いんじゃないか」という結論になり、今回の新コミュニティ設立という流れになりました。
コミュニティ詳細
Web Platform Study Groupはその名前の通り、「Web Platformのことについて学び議論しよう!」という趣旨のコミュニティです。
Web Platformとは主にブラウザやWHATWG、ECMA Script辺りのことを指していますが、それに付随する通信やセキュリティ関連の技術も扱っていきたいと考えています。
全体的に議論を大事にしたいなと考えていて、これから開催するイベントもその辺り工夫してやっていく予定です。
今後の活動予定
今後の予定は未定ですが、秋頃を目処にMeetupを開きたいなと考えています!
精力的に活動していきたいと思っているので、よろしくお願いします!