東京ディズニーリゾートでの消費傾向を分析してみた

山内 奏人
WED, Inc.
Published in
5 min readJan 3, 2019

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2018年〜2019年の冬休み、時間があったので、レシート買取アプリ「ONE」(bit.ly/wow-one)で買い取った東京ディズニーリゾートのレシートを元に、ディズニーランド・ディズニーシーでの消費傾向を分析しました。(ちなみにぼくはただの独りディズニーを週一でするレベルのディズニーリゾート大好き芸人です。)

【免責】以下内容はレシート買取アプリ「ONE」のデータを分析したものであり、公式が発表したものではないので間違っている可能性があります。以下文章に基づいてなされた一切の意思決定において責任を負いません。社内秘のため、詳細な数値は公表いたしません。また、以下に記載する統計情報には個人が特定できる情報は一切記載しておりません。個人情報保護法に基づき秘匿化した上で統計およびグラフを作成しております。

想像しにくい方もいらっしゃると思うので、マップ画像(by公式)を貼っておきます。

ランドのマップ https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/map.html
シーのマップ https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/map.html

ゲートの近くのエリアの方が売れる

エリアごとの、ショップおよびレストランの合計購買者数(上)と1店舗あたりの平均購買者数(下)を調べたところ、以下のようになりました。(最短エリア数とはゲートを0とした時に最短の道のりで何エリア目かということです)

ゲートにもっとも近いエリアがトップを取っており、3エリア以上目のエリアは一切ランクインしていません。ショップ数がワールドバザールやメディテレーニアンハーバーに集中しているので、合計はだいたい予想がつきましたが、合計だけでなく平均もそうなっているのに驚きました。

フードよりグッズの方が売れてる

これは意外でした。フードを購入している購買者よりグッズを購入している購買者の方が、約146%多くいました。

ランドよりシーの方がエリアが分散する

ランドよりシーの方が物が買われるエリアが分散する傾向にありました。というより、ランドはワールドバザールに集中しがちでした。ワールドバザールはクリッターカントリー(1番物が売れないエリア)の約55倍も物が買われています。ワールドバザールはやっぱり全員通らなきゃいけないエリアだから集中するのかなと思いました。

ターキーよりチキンの方が人気

ディズニーで欠かせないのがターキーやチキンを食べることだと思いますが、ターキーよりチキンの方が約5倍多く買われています。「そんなんどっちでもいいじゃん」という人はターキーの方が並ばないかもです!

やっぱり女性が多い

性別ごとに購買者を分布してみました。

女性が多いですね。ランドとシーだとシーの方が約3%だけ男性割合が多いです。

東京都民はシーに行って千葉県民はランドに行く

住んでいる地域ごとに購買者を分布してみました。

合計を見るとやっぱり東京都民が一番多く、ついで千葉県民・愛知県民という感じでした。愛知の人はUSJに行くのかと思いきや意外とディズニーにもいるんですね。やっぱり関西の人は少ない印象。ランドは千葉県民比率が高く、シーには東京都民比率が高かったです。

常に購買はされるが、朝より夕方の方が売れる

次に、購買が発生する時間帯を調べました。17:00–18:00、18:00–19:00がピークですね。1日を通してさほど変化はありませんが、やっぱり午後の方が購買は多くされます。

決済手段はやっぱり現金が最強

例によって決済は現金が多いですね。意外とクレジットやQUIC Pay、交通系ICなどの合計が1/4くらいあるんですね。

以上、冬休み暇だったので、ONEのレシートデータを元にディズニーランド消費分析してみた、でした。

(弊社のデータを元に分析したい企業の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。 info@onefinancial.jp )

(弊社はデータサイエンティストを募集しております。日本中の購買情報をいじいじしたい方、ぜひご連絡ください。 https://m.me/5otoyam

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