血液型占いの罠

血液型は性格に一切影響しない。それでもなぜ人は信じるのか。

ー◯型自分の説明書、みたいなタイトルの本

ー血液型占い

ここで説明されていることをまとめると、A型なら几帳面、B型は自由奔放、O型大雑把、AB型天才肌、といったところでしょうか。

しかし!この血液型が性格に全く影響しないことは科学的に証明されています(と大学の人類学の授業で習いました)

うさんくさい占いなのに、なぜここまで世間に知られ、信じられているのでしょうか。

ひとつに、4つのパターンで分類できてわかりやすいことがあると思います。

もうひとつ、こちらの方が面白い。

自分が◯型だと知らされると、そちらに性格が寄っていく。まわりもその人の◯型っぽいところに注目する。結果占いは合っているように思える、ということです。

これに気づいたのは私が自分の血液型を20年間も自分の血液型を間違って覚えていたからです。

両親は共にA型。私もA型だと教わってきました。

しかし自分が妊娠して受けた血液検査の結果、そこに記されていたのはO型でした笑

びっくり。はじめは検査結果の紙間違えらたのかと思って、看護師さんに確認しちゃいました。

でも正真正銘わたしの検査結果で、はじめて血液型を間違っていたことに気づいたんです。

それまでは、友達に私はA型なんだー
というと、
几帳面だしAっぽいよね、と言われてきました。

大人になってから、私はO型なんだよー
というと、
やっぱり、考え方O型だもんね、と言われます。

いやいや、わたしの考え方も片付け方も小さい頃から変わってないはずだけど。。。

やっぱり先入観でその人のどこに目が行くか決まってしまうんですね。

かくいう自分自身も、むかしはA型なんだからちゃんと片付けなきゃっていう気分になりやすかったし、

いまはO型だからすこしくらいテキトーになってもいいかという気分になりやくなってたりします。

自分に対する先入観もこわいですね。

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