ミドルマネジメントを身につけていく上で血肉になった3冊(基本より)

UKI.NaKaMuRa
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4 min readJul 8, 2017

ミドルマネジメントに従事する中で、読んできた本の中で自分なりにオススメな3冊をまとめてみました。部長さん、マネージャーさんをしている人にはきっと・・・参考になるんじゃなかろうか!

3冊をマッピングするとこんな感じです。

今回の3冊をマッピングするとこんなかんじ

3冊を選ぶ上での3つの選定基準

  • ミドルマネジメントを俯瞰した視点で学べるか:僕自身の思考の癖として、全体を俯瞰したがります。全体を知れば更に考えるポイント・足りないポイントを自律的に考えられるので、俯瞰した視点を教えてくれたているか。逆にデメリットは、考えるポイントの各論は別の方法でインプットしていく必要があるので要注意です。
  • 図解・データなどが多く、視覚的・感覚的な理解がしやすいか:文字多いと時間かかる&俯瞰に時間かかるので、ビジュアルで一定覚えられるかどうかを重視しました。
  • 実行に結びつきやすい内容かどうか:実行なんて自分次第じゃん、って言われればそれまでですが・・・!普段手元に置きながら考える切り口を与えてくれる、各論まで考えやすい本であるかどうか、という視点で選んでいます。

経営計画策定・実行の教科書:内海康文

一番オススメ!!

オススメポイント

  • 個人的に一番オススメです!
  • 経営計画、経営戦略の詳細(Howtoとか含めかなり詳細)、PDCA、組織マネジメントまで幅広く網羅してます。タイトル通りまさに教科書になってます。
  • 図解されているので、全体のマッピングが頭のなかにスッキリ入ってきます。元々マッキンゼーの方なので、フレームワークのHowtoとかナショナルクライアントの事例も豊富なので理解しやすい。
  • あくまでこれも全体を俯瞰する目的で有用なので、もっと細かく知りたいんじゃ!っていう人にはあまりフィットしないかと思います。
  • これ読んどいて本当に良かったと思ってますw自分自身まだまだ実行しきれてないので、精読しまくってます。

戦略の実行とミドルのマネジメント:坂本 雅明

オススメポイント

  • ミドルマネジメントとは、について俯瞰した視点と分析データをもとにインプットすることができる。本書籍では、シンプルに「力を引き出すこと(≒組織)」「方向づけること(≒事業戦略)」の2つのミドルマネジメントの役割を定義して解説してくれます。
  • マネージャーから部長へ変わるタイミングの人などにはオススメ。マネージャー(課長)と事業部長でそれぞれ、何が求められるのか、何が落とし穴かなどのメカニズムを解明してくれます。僕はかなりこれでスッキリ体験しましたw
  • 経営陣、現場の間に立つミドルマネジメントの役割、経営陣向け、現場向けに何をどう働きかけていくのかが分かる。
  • 事業戦略云々、外向けの戦略・事業についての詳細はこの書籍ではあまり書かれていないです。

戦略を実行できる組織、実行できない組織

オススメポイント

  • 規律を4つのstepに分解してそれぞれ詳細に実行プランレベルまでブレイクダウンしてくれます

第1の規律:最重要事項を優先する
第2の規律:先行指標に基づいて行動する
第3の規律:行動を促すスコアボードをつける
第4の規律:アカウンタビリティのリズムを生み出す

  • 自身の実行マネジメントについてPDCA回すためのエッセンスが詰まってます。
  • 「7つの習慣」とかを出しているフランクリン・コヴィー社の数百社の企業コンサルティングの実績を元にかかれている書籍なので事例などかなり豊富です。

まとめていきながら、自分自身ももっと実行していかないとなぁ、、、と省みてしまった今日このごろ・・・

以上、3冊です。あくまで中村個人の見解ですのでご参考までに!

追伸

ミドルマネジメントなどなど意見交換していただける方ぜひコンタクトくださいませ!

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UKI.NaKaMuRa
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知的好奇心の赴くままに本やネットを貪り、それと同じ量の行動・実践を繰り返していく。独断と偏見による面白orお薦め情報をシェアしてきます、とあるネット系のベンチャーで働いてます/ベンチャー/ミドルマネジメント/IT/インターネット/ビジネス書/心理/哲学/コミュニケーション