なんと!社内で「認定研修Agile Testing for the Whole Team」が行われました!

同じ志を目指す仲間たち

Yuki Ohara
WingArc1st Inc.
Apr 30, 2022

--

今年もGWはキャンプに行ってきます! Photo by ohara.y

みなさん、お久しぶりです。
寒い冬が終わり新潟も徐々に暖かくなってきたので、外に出て散歩やランニングを再開しました。
貯め込んだ脂肪を落としていきたいと思います!

さて、今回のブログですがジャネット先生が講師をしている「認定研修Agile Testing for the Whole Team」に参加した感想などをお伝えできればと思っています。

こちらの研修ですが、なんと!ウイングアーク1stの社員向けに開催していただきました。
普通に申し込むと、いろいろな会社の方が集まるので、業種が違う方や扱っているプロダクトも違います。
そういったそれぞれの土壌について認識合わせをしなければならなかったりするので、研修とは違う部分に時間を取られたりします。
それはそれで新しい刺激を受けたりしてよかったりするのですが、同じ会社のメンバーだけで研修を受けると、同じ志を持っているのでお互いのことは理解した上で研修に臨めるので研修内容に専念できるメリットがあると思います。

研修の概要は伊藤さんのブログでも紹介されているのでよかったら、こちらも見てみてください。

今回、社内で「認定研修Agile Testing for the Whole Team」を実現するまでの話も伊藤さんがまとめてくれています。
貴重な機会を作ってくれた伊藤さんに感謝です!

感想

まず、参加してみた感想ですが、とてもよかったです!
ものすごく安直な感想ですが、本当に参加してよかったと思えたし楽しかったです。
何がよかったかというと、アジャイルテスティングの研修なので、テストがメインではありますがアジャイルについて体系的に学習でき、それをワークで実際に体験できるので、理解が深まりやすい研修だなと感じました。

座学となる内容は事前に動画が用意され、それを見ておくことで対面での研修時にはワークと質疑に集中できるスタイルもよかったのかなと思います。
質疑に集中できるとは言ったものの、私はあまり当日に質問できずモジモジしてしまいました。
事前の動画の中でも、研修中もジャネット先生は疑問があればどんどん質問してくださいと言ってくれているのですが、よい質問をしなければとか、的外れなことは言わないようにと思ってしまうと、なかなか声が出なくなってしまいました。
せっかくの機会だったのに十分に活かせなかったなと反省です。

研修について

感想でも書きましたが、研修に参加する前に動画での学習を行います。
この動画ですが、1つは10~30分程度のものが16個も用意されています。
全部で4時間半くらいありますが、1つ1つは短いのでスイスイ見られました。
内容も、基礎的なところから順序立てて説明してくれているのでとても分かりやすいです。
説明の中に、陥りやすい失敗のパターンなども話されているのですが、まさに自分たちのプロジェクトじゃん!って思うところもあり、研修で解決につながるエッセンスを持ち帰れるんじゃないかと、参加する前から期待は高まりました。

実際の研修では動画を見ている前提で話が進みます。
事前に動画を見ているので、説明がすんなり入ってきますし、その後にワークを行うので理解したことを試してより理解が深まるといった感じです。
説明を聞いてわかったつもりになっていても、実際にワークをやってみると、うまくいかなかったり、どうやっていいかわからなかったりしますが、失敗した後に説明を聞くと、そういうことね!って説明が体にしみこんでくる感じがします。

その1例としては、シェイプゲームというワークを行ったのですが、このワークではプログラマー、テスターと役割を分け、プログラマーは指定された条件に従い図形や線を配置して図を完成させます。
テスターはプログラマーが作成した図が正しいかテストします。
この時、私はテスターになり、プログラマーが図を作っている間に、テストケースを作り、図が完成するのを待っていました。
図が完成したら条件通りに作成されているか確認しようとしていたためです。
このやり方だと、図が完成しないとテストが開始できないので、不具合の発見が遅くなる上に、完成した図に手を入れるので手戻りや影響範囲が大きくなります。
ワークが終わった後の説明で気付いたのは、プログラマーが図形や線を配置しているときに、違いに気づいたり、指示された条件の解釈が違う場合などは、その場で声を上げて直したり、認識を合わせることで手戻りを小さくでき、早く修正が行えることに気付きました。

これは、私がウォーターフォールの考えに凝り固まっていたため、図が出来上がってから最後にテストしようとしてしまっていることに気付いたエピソードです。
また、テストはテストケースを作ってテスト実行するだけがテストではなく、プログラマーとコミュニケーションを取って、その中で不具合に気付き対応することもテストであると勉強になりました。

研修後の取り組み

研修には私が携わっているプロジェクトのチームリーダーが参加していて、みなさん参加してよかったと口をそろえて言っており、プロジェクトメンバー全員に受けてほしい研修だったと大満足でした。
そんな状態ですので、チームリーダーの皆さんがやる気に満ちあふれていて、研修で得た知識を元にプロジェクトをよりよくできないかと検討が始まっていています。
まだ具体的にどんなことを取り組むかは決まっていませんが、同じ研修に参加したメンバーでワイワイ言いながら、プロジェクトの明るい未来を想像するのはとても楽しいです。
このような活動につながっているので研修への参加は大成功だったと思います。
まずは小さなことからコツコツと、1つでも成功体験につなげられればと考えています。

--

--