はじめてのスクラムフェス参加の思い出@新潟編

「直接!」参加したお話。#1

koike.t
WingArc1st Inc.
Jun 13, 2023

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Photo by Tommyさん

今年3月にエンジニアとして入社しました、いけちゃんと申します。

某日に同僚から「ScrumFestNiigata2023の現地チケットがあるので参加しませんか?」という一言がきっかけで、先月に行われたスクラムフェス新潟にはじめて参加しました。

スクラムフェス新潟とは?

スクラムフェス新潟はアジャイルコミュニティの祭典です。

アジャイルやテストのエキスパートと繋がりを持ちましょう。この祭典は初心者からエキスパートまで様々な参加者が集い、学び、楽しむことができます。

参加者同士でアジャイルやテストのプラクティスについての知識やパッションをシェアするだけでなく、ここで出会ったエキスパートに困りごとを相談することもできます。

特に以下のようなテーマに興味を持ちます。

Test Engineering、Test Automation、Modern Test Management、Agile Transformation、Mental Health、Agile Leadership、ML&AI

※公式サイトより引用。

公式サイトから一文を引用させていただきましたが、スクラムフェス新潟は、アジャイル開発やテストがメインテーマのアジャイルコミュニティの祭典です。今年で二回目の開催、オンライン・オフラインでのハイブリッド開催とのことでした。スクラムフェスのイベント自体の存在は以前から認知はしていたものの、諸事情で中々参加できず「いつか参加したい!」という思いが今回叶った事もあり、2日間の現地参加で見て・感じた体験は総じて最高でした。今回参加して、印象に残っている出来事が3つありましたので、そのお話を「直接」お伝えできたらと思います。

1.気づきと発見を登壇者の発表を通じて得ることができる

今回参加したスクラムフェスのようなイベントにほとんど参加したことがない私にとって、振り返ると計2日間のイベント期間中、会場を沢山移動しながら登壇者の発表を聞くことができたと思っています。その中で、ことね さんの「「あなたすごい人、私ふつうの人」を乗り越える!経験をプロポーザルにしてみよう」 という発表が個人的に印象に残りました。

https://www.docswell.com/s/ktnyt/5YW1JD-scrumfest-niigata-2023

「話したいことはあるけど、これは私が話さなくてもいいんじゃないか」

「他にすごい人たちがプロポーザルを書いているから、私が出さなくてもいいんじゃないか」

「うっ」と思ったそこのあなた、私も仲間です。

サイトから引用

自分自身、これまで何か発表したいと一瞬思っても、外部発表やアウトプットに対して「自分がこの話をする意味あるんだろうか」と過小評価をしてしまい、結果今日まで行動できないままでいました。上記サイトからの一文を読んだ際、まさに自分の事だと思って思わず「うっ」と反応した事がきっかけで、発表に対する興味がグッと湧いたことが背景にあります。ことねさんがこの場で発表するに至るまで、実際に初めてプロポーザルを提出してから「わいわいする会」でフィードバックをもらった体験まで遡り、個々人の経験はオンリーワンだと気づいてプロポーザルを形にできたアウトカムまでの道のり、「プロポーザルを出す価値」「提出するにあたり出会う症状とその処方箋」といったポイントが経験談をベースにバランス良く混ぜられていて、(私にとって)最初から最後まで非常に聞きやすい発表でした。「最終的に採択されるかどうかは実行委員の裁量。」という言葉にまさにその通りだと思いましたし、「共有したい具体的な経験とそこから得られたアウトカム」にフォーカスするプロセスを実際に用いた発表では学べるポイントが多くありました。

2.イベント参加者とのギャザリング

1日目のオープニングで、本イベントの実行委員代表でもある Jumpei Ito が「テストコミュニティとアジャイルコミュニティとのギャザリングがこのイベントの目的!」とお話していました。実際2日間のイベントを振り返ると、オフライン参加の方々が会場のあちらこちらで雑談をしていたり、オンライン上ではチャットを介した雑談が所々で発生している光景がとても印象的で、全国から参加者が集まるこのイベントの熱気の高さを直に感じた瞬間でした。たまたま前職でお世話になったアジャイルコーチに現地で久しぶりお会いし、直接互いの近況やイベントで感じたことの雑談をしたり、その日初めてお会いした現地参加の方とも直接お話をできたこと、日々オンライン環境で仕事をしている私にとって「人と直接会って話をする」体験の良さを改めて認識しました。登壇者の発表について自分の考えを共有する、自分とは違う考え・経験について直接深堀しながらお話できたことで新たな気づきと発見を得た感覚が多大にありました。

Lean Coffeeのやり方を聞いている光景。これもギャザリングですね。Photo by Jumpei Ito

3.現地の食を楽しむ

そもそも、新潟の事をよく知らない私に「新潟来たらタレカツ、このお店の二段盛ってのがおすすめだよ。」と上司の Jumpei Ito から事前に教えていただきました。現地到着後にすぐ、現地参加の同僚と一緒に、上司おすすめのタレカツ専門店に行き、二段盛を食しました。

タレカツ初体験ではあったものの、実際食べてみて本当に美味しかったです。新潟にまた来た際は必ず食べにいくぞ!と意気込むレベルで、帰りの道中で軽くロスになりました。

フタ開けた写真を撮り忘れたのは反省点です。Photo by 私
※会場で提供された弁当。Photo by 私
ネットワーキングパーティーで提供されたお寿司。Photo by Tommyさん

会場では2日にわたりおいしい弁当の提供に加え、1日目で行われたネットワーキングパーティーでは、地元の居酒屋、酒屋の全面協力体制のもと、美味しい料理と日本酒を振舞っていただきました。調子に乗って日本酒をだいぶ飲んでしまい、写真の撮り忘れと記憶があいまいではあるのですが、美味しい料理と日本酒とともに、現地で直接お会いした様々な方とお話ができた時間は大変素晴らしいものでした。

まとめ

スタッフや参加者の方々の発表、色んな方々とのギャザリングをすることができた2日間は何より楽しかったです。初めての参加ということもあり、他にどんな発表をやっているのかちょこちょこ会場を移動したりで発表を聞いて全てを理解できたわけではないですが、自分にとって参考になることや気づきが沢山ありました。去年のキーノートスピーカーでもあるダニエルさんが今年もキーノートスピーカーとして登壇していて、英語が得意でない私にも分け隔てなく会話してくれたことに本当に感謝です。運営メンバーの方達がイベントを成功させるために全力で取り組まれている熱量、そして他スピーカーからの刺激等あり、また来年も機会があれば参加したいと思いました。

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