スクフェス新潟2024に参加してきたよ!

~毎年進化するスクフェス新潟~

Yuki Ohara
WingArc1st Inc.
11 min readMay 15, 2024

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2024/5/10~11にScrum Fest Niigata 2024 (以下スクフェス新潟) があり参加してきました!

スクフェス新潟は今年で3回目となり、私は毎年参加しています。
世の中にはいろんなカンファレンスやフェス等のイベントありますが、私が一番楽しみにしているイベントはスクフェス新潟です。
1回目に参加していた参加者の中には、次のスクフェス新潟のために日々の仕事を頑張れるなんて言っている人もいました。
それほどに参加者が楽しんでいるイベントなので、参加したことない方は是非参加をお勧めします。

過去のスクフェス新潟については、実行委員長の Jumpei Itoさんや参加した方がブログを書いているのでよかったら見てみてください。

スクフェス新潟2022

スクフェス新潟2023

そんな楽しいスクフェス新潟ですが、毎年進化しています。
私が感じた進化について以下の3つお伝えできればと思います。

・Miroでの写真共有
・ワークショップ開催
・Lean Coffee

●Miroでの写真共有

みなさんMiroってご存じですか?

MiroのWebページでは
「システム構築、イテレーション、デザインのプロセスがもっとスピーディーに。革新をもたらすビジュアル ワークスペース、Miro。」
と紹介されています。

行えることは多岐にわたるのですが、スクフェス新潟ではオンラインのホワイトボードにスクフェス新潟の目的や諸注意などインフォメーションをまとめてたりしています。
こういった使い方は2回目の時から行われています。

今回進化していたのは参加者が写真をアップできるようになっていました。
会場中のいろんなところにQRコードが張り出されていて、そのQRコードにアクセスすると写真をアップする画面が表示されます。
そこから写真を選択してアップすると、Miro上のスペースに写真が掲載されます。
とてもお手軽な手順で、みんなの写真を一か所に集まられる優れもの!
スクフェス新潟ではコミュニケーションの方法としてDiscordも用意されていて、こちらでも写真が共有されたりしています。
これはこれでよいのですが、後から見たい写真を探すときに検索したりチャットを遡る必要があるので見つけにくかったりします。
Miroではいい感じにレイアウトしてくれて、思い出感のある写真にまとめてくれるので素晴らしい進化だと思いました。

Miro上に集められた写真 Photo by スクフェス新潟参加の皆様

●ワークショップ開催

今年からセッションの中にワークショップがプログラムされました。
スクフェス新潟ではギャザリングが目的となっています。
なので、ワークショップで他社の方と知り合えるのはいい取り組みだと思いました。
ワークショップであれば、自然と一緒になった方と話す機会が生まれますし、ワークショップが終わった後も一度話したことがある方だと次に話すときのハードルが下がります。
実際にワークショップで一緒だった方と廊下ですれ違う時に話したりもしたので、コミュニケーションのハードルを下げる効果があったと思います。
ワークショップ自体も素晴らしいものでした。
今年は1つだけの参加でしたが、来年はもっと多くのワークショップに参加したいと思います。

●Lean Coffee

これはスクフェス新潟の進化ではなく、私自身の進化です。
そもそもLean Coffeeってなに?って方もいるかと思います。
会議の手法の一つなのですが、ものすごく簡単に言うと議題を決めずに話したいことをみんなで書き出して、議題に優先順位をつけてタイムボックスを決めて話し合うといった感じのものです。

はじめにお伝えしましたが私はスクフェス新潟の参加は3回目です。
その3回すべてでLean Coffeeを開催しています。
1回目より2回目、2回目より3回目と徐々に進化できたんじゃないかなと思うので、どんな感じに進化したのかお伝えできればと思います。

・1回目 (2022年)

はじめはLean Coffeeの模造紙を書くのを手伝わせてもらいました。
Lean Coffeeってなんだかわからないけど、準備に携わらせてもらったのですが参加まではできませんでした。
実際開催された模様はこんな感じです。

模造紙の装飾もなくてちょっと寂しい Photo by Jumpei Ito

・2回目 (2023年)

Jumpei Ito さんから、「Lean Coffeeお願いできる?」という一言からでした。
Lean Coffeeってそもそもどんなものか知らなかったしやり方も知らない。
めちゃくちゃ戸惑っていたら、「スタッフに聞けば詳しい人がいっぱいいるから聞いてみて」とアドバイスをいただきました。
スタッフの集まっているところに行って「Lean Coffeeのやり方教えてください!」と声をかけたのを覚えています。

そしたら、みんなよくわからないとのことだったけど集まってくれて、何となくこんな感じ?的になんちゃってLean Coffeeがはじまりました。
近くにいた人も、なんかはじまったぞ?って感じで数人集まってくれて、それとなく話題を付箋に書いて模造紙に貼って、何となくワイワイ話をしました。確か4、5人しかいなかったと思うけどめちゃくちゃ緊張して頭真っ白になりながらやってたのを記憶しています。
でも、登壇経験の多い方など強力な人が集まってくれたので、Lean Coffeeのやり方を教わりつつ楽しむことができました。
菩薩さんも参加してくれていて、いい感じにアイスブレイクネタを入れてくれたのも助かりました。
わからなければ周りの人を巻き込めば何とかなるものですね。

自前で用意したコーヒーを飲みながらワイワイしてました Photo by Jumpei Ito

・3回目 (2024年)

そして今回です。
今回は1週間前くらいですね、話をいただいたのは。
お願いされたときは「うっ!」ってなりましたが、去年の教訓から周りを巻き込めば何とかなると学んでいたので、自分の成長のためにも引き受けました。
あと、前回と違い準備期間があると心の余裕がだいぶ違います。
それに事前に社内で手伝ってくれる人を募ったところ、何人かが手を挙げてくれて心強い味方がいるので安心して当日を迎えられます。
しかも手を挙げてくれた人はみんなLean Coffeeを知らないのに、協力を申し出てくれるなんて仲間に恵まれていますね。

事前の宣伝

今回は事前にLean Coffeeをやることは決まっていたので、1日目に翌日Lean Coffeeを開催することをスクフェス新潟のDiscordで宣伝しました。
何人か反応してくれたので誰も集まらないことはなさそうだったので一安心。
社内の協力メンバーも確保でき、参加者も集まりそうなので緊張はするけど準備としての不安はひとまずなくなりました。

Lean Coffee開催直前

2日目の開催当日を迎え、会場には早く着きすぎてしまったのでスタッフの方と話をしてました。
そこでLean Coffeeをやる話をしたところ、コーヒーの準備をしてくれました。
そういえば前回の時にコーヒーを用意しとかないとねって話してたなぁ・・・。
コーヒーを用意してほしいってお願いした訳ではないのに、すぐに動いて準備してくれてスタッフの気遣いに感謝です。
豆や水のセットの仕方を教えてもらって、コーヒーは準備万端!
模造紙や付箋の準備も社内で声を上げてくれたメンバーが手伝ってくれました。
いざ開始の時間になって、「Lean Coffeeはじめます!」と声を上げたところ思ってた以上の人が集まりました。
こんなに集まると思ってなかったから、だいぶしどろもどろだったんじゃないかと思います。

2回目と比べると参加人数が大幅に増えました Photo by Jumpei Ito

Lean Coffee開催してみて

Lean Coffee自体どうだったかは、結構盛り上がってよかったんじゃないかな?と思います。
はじめ集まった人に話したい議題を募ってみたんですが、人数が多すぎるせいかなかなか出てこなかったです。
でも、1回目、2回目の時も議題はなかなか出てこなかったので、今回はいくつか用意しておきました。
用意していた議題で時間をつないでいる間に、いくつか議題が出てきたので、それについて話すといった感じで進めることができました。
全員が一言でも話せるように、「どこから来たか?」からはじめたのもよかった気がします。
私は口下手なので話を広げたり、盛り上げたりって苦手なんですが、スクフェスに参加している人はみなさんワイガヤには慣れていて、いい感じに話が盛り上がるので助かります。
自分が何とかしなきゃじゃなくて、誰かが何とかしてくれるといった雰囲気が会場全体にある気がします。
なので自分も誰かが困っていたら何とかしてあげたいって気持ちになりますね。
そんな雰囲気が好きだから、毎年スクフェス新潟に参加してるのだと思います。

最終的に議題はいくつか上げてもらえたのですが、全部話しきれず2日目のオープニングトークが始まったのでお開きとなりました。
多くの方と話すことができて、ファシの練習にもなるのでとてもいい経験ができました。

模造紙をかわいくデザインしてくれた神田さん、事前に付箋を用意してくれた佐々木さんに感謝! Photo by おは

●まとめ

長くなってしまいましたが、スクフェス新潟は進化していますが、その進化に触発されて私も少しづつ進化していますって話でした。
来年のスクフェス新潟の進化を楽しみにしています。
そしてLean Coffeeについては今年、結構うまくいったので来年のハードルが上がってしまった感じがあります。
小さくてもいいので来年も更なる進化ができるように頑張りたいです。

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