スクラムフェス新潟2024に参加しました。

2回目参加の振り返り #3

koike.t
WingArc1st Inc.
Jun 20, 2024

--

0. はじめに

2023年開催の初参加に続き、今回スクラムフェス新潟2回目の現地参加をしてきました。初めて参加した去年を振り返ると、会場内の熱量高めなイベントの空気感に終始圧倒されていたと感じます。

今年は過去最高に楽しく、学びを直に感じることができたすばらしい場でした。5/10~5/11開催から気づくと時間が経ってしまったので、思い出しながら振り返りをします。

※去年書いたブログはこちら

Photo by 私

1. 現地にて

去年参加と比べて、参加者も多い印象を受けました。入り口前にでかでかと掲げられているスポンサーの一覧に、「NIIGATA PREFECTURE」の文字があり、今年のパワーアップ感凄いなー・・、と見つめていました。

去年のスクラムフェス新潟に参加していた方、コミュニティ経由でお世話になった方と現地でお会いできたりして嬉しかった中、今までお会いできなかった方や、話を聞いてみたい登壇者の方にお声がけして雑談や質問を出来ました。深い仕事の話や意見交換まではできなかったものの、次の参加ではぜひともリベンジしたいと思います。

得たことが多い反面、己の体力不足が原因で2日間フルに楽しめなかった反省もありました。ですので、次回まで2日間フルで楽しめる体力を向上したうえで臨みたい目標も生まれました。

Photo by 私

2. 参加した感想と学び

二日間フルに個人的に興味のあるセッションを中心に聴講していました。その中ででも印象に残った話がいくつかあったので、軽く振り返ってみようと思います。

1.スキルアップしたくてE2Eテストにチャレンジしてみた

今自身が携わっている業務と親和性を感じたのと、今までテストコードを書いたことがなく、業務でどう進めたらよいかわからない時期を経験したことから、何かのきっかけにしたいと思いながら聞いていました。

印象に残ったのは「手を動かすことが大事であり、理解してないことの不安を乗り越えるには組織力。ペアプロなどを通して、組織で個人の不安に向き合う体制を整える。」「大きく動くのは大変である前提で、小さく継続することが大事。小さく積み重ねることで大きくなる視点を持つ」こと。

ふりかえると、業務でどう進めたらよいかわからない時期で、この視点で考えて実行できていなかったことに気づきました。どのように進め、身に着けていくかの視点を持ちつ「小さく継続して積み上げる意識」を忘れないよう、学びに変えることが大事だと学びました。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2024/proposal/19691/e2e

2.OKRと「測りすぎ」 〜なりたい姿を、「測りすぎ」ないようにしながらどう追いかけるか〜/OKR and the tyranny of metrics

去年”OKR”という存在に苦しめられていた自分に、上司である Jumpei Ito が「小田中さんの話を聞いてみるといいよー」とおススメいただいたところから始まります。なぜ自分はOKRに苦しめられたのか、なぜOKRに苦手意識があるのかを知りたくて、このセッションを選びました。

印象に残ったのは「O(Objectives)とKR(Key Results)はイコールではなく、KRばかりに目をむけずにOとセットでKRを見直す必要があるとのこと。」

改めてふりかえると、KRばかりに目をむきすぎて、いつの間にかOが見えなくなってしまった。そのため、Oを忘れないよう、頻繁にふりかえることが大事だと学びました。

3. 最後に

現地参加の醍醐味は、リアルに参加者や登壇者と会話できることだなと改めて感じました。ネットワーキングパーティーやセッションの合間で、何人かの方に話しかけたり、話しかけてもらったりして、会話することができました。特に、登壇者との会話では、セッションに対する質疑応答や意見交換を自分から積極的に行う事ができ、去年参加した時よりも意識的にギャザリングできたかなと思いました。「あの人にもっと聞きたいことがあったのに。」と去年感じた悔しい思いよりはなく、去年以上に有意義に過ごすことができたかなと思います。

Photo by 私

会場内に貼ってあった、ダニエルさんのテキスト。個人的に現地参加での思い出の一枚で、ダニエルさんの発表を今年も聞くことができてよかったな、と改めて。また会場でお会いできるかはわからないですが、また参加したいと思いました。

--

--