社外のコンテストでオンラインプレゼンをやってみた! #テスコン

テスト設計コンテスト’20 に参加してみた! Vol.1

Yuki Ohara
WingArc1st Inc.
6 min readAug 5, 2020

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写真に小さく私が写ってます

みなさん、プレゼンは得意ですか?
と、聞かれて得意です!って言える人はあまり多くないのではないでしょうか。
かくいう私もプレゼンは得意ではありません。
今回は、私がテスト設計コンテスト’20でプレゼンを行った話しをします。

テスト設計コンテストって何?

プレゼンの話をする前に、テスト設計コンテストについて説明します。
テスト設計コンテストは、NPO法人であるソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)が主催している、ソフトウェアのテスト設計について競うコンテストです。
今回のコンテストでは、ベリサーブ社のクラウドサービスである「Quality Forward」について、テスト設計を行い競います。
コンテストの詳細は以下のWebページを参照ください。

コンテストには、ウイングアークとして6名のメンバーでチームを組み参加しています。6/27に予選が行われ、テスト設計した内容についてオンラインでプレゼンを行うのですが、これを私が担当しました。

コンテストには初の参加で、周りのレベルもよくわかっていなかったので勝ち残れるかまったくの未知数です。そんな中、一番心配だったのは、私がプレゼンを失敗して予選も通過できないパターンですが、最悪な事態は避けられ無事、予選を通過できたので一安心です。

予選までの取り組みなどを動画で紹介しているので見てみてください。よかったらチャンネル登録といいねをしてくれると嬉しいです!

予選までの練習

プレゼンを担当すると決まった日から毎朝30分程度練習をし、はじめのうちは頭の中でシミュレーションして、声を出して読んでみて、を繰り返していました。
練習を繰り返していると、なんか読みずらいとか、話が繋がらないと感じるところがあり、1ページ1ページ何を伝えたいのか深く考えていくと、全体のストーリーだったり、表現方法が気になる部分がでてきます。
プレゼン資料は事前にレビューをしているはずですが、自分がプレゼンをする当事者としての視点で資料をレビューできていなかったと気付かされました。(レビュー時には誰がプレゼンをするか決まってませんでした。)
当事者意識って大事!

テンション低すぎ!!

資料の内容がまとまって来たので全体を通して練習を行い、発表は15分と時間が決められているので時間に収まるかを確認し、どうせ通しでやるならと録画をして後で見れるようにしました。
ビデオカメラなどは用意しなくても、Zoomで一人会議を行い録画すると簡単に記録できます。テスト設計コンテストの予選もZoomで行われるので、聴講者からどのように見えるのかも分かって一石二鳥です。

そして録画が終わり、撮った動画を見てビックリ!!
普段、社内のプレゼンでももう少しテンション高くとか、いつもの3倍くらい明るく頼むよ!なんて言われていましたが、録画された自分のテンションの低さにビックリしました(笑)
シンポジウムなどでこんなテンション低く発表している人なんて見たことない!
しかも表情が固い!
人に言われてわかっているつもりでしたが、実際録画して自分で見てみると説得力が違います。

それからは高い声と抑揚を持たせた発声練習と、表情を柔らかくする練習を何度も録画して確認したり、試しに自分ではこんな高い声で話していたらおかしいだろうって思うくらい高い声で話してみましたが、それでも録画したものを見ると普通のテンションだなって思えるくらいです。
普段の自分ってどんだけ低い声で話しているんだろう・・・。

表情も普段あまり顔の筋肉を使わないから、ひきつった笑い顔になってます。ですから普段から口角を上げるように意識して顔の筋肉も鍛え、何度も録画して内容のチェックを繰り返し、なんとか表情も声のトーンもまともになりました。

リハーサル

普段の個人練習とは別にリハーサルを2回行い、リハーサルにはテスト設計コンテストのメンバーだけではなく、部長やグループのメンバーにも協力してもらっています。

正直、テスト設計コンテストの本番より緊張しました。
今まで社内プレゼンは何度も実施していますが、プレゼン内容を細かくチェックしてもらう機会が少なかったからです。
リハーサルはZoomを使い、全員リモートで参加なので、パワーポイントをプレゼンテーションモードにすると、Zoom参加者の顔が見えなくなるので、PC画面に向かって一人で話している感じです。
一人で練習している時と変わりませんが、カメラの向こうで多くの人が見ているといった緊張感はあります。

リハーサルを終わってみると皆さん拍手で出迎えてくれて少し照れ臭かったです。
フィードバックもダメ出しは一切なく、こうしたらもっとよくなるなどのアドバイスをたくさんいただき、前向きな気持ちで受け止めることができたので、リハーサル前の緊張はなくなり、フィードバックの時には楽しいと感じるようになっていました。
皆さんがプレゼンを成功させるといった目標に対して、同じ思いでフィードバックをくれてたからだと思うのと共に、自分もそれに応えたい思いから、成功させたい気持ちになりました。

プレゼンをやってみて

本番となるテスト設計コンテスト予選では、リハーサル通りくらいの内容で発表できたんじゃないかなと思います。
大きな失敗はないけど、緊張のせいもあって、声のトーンが少し下がってしまい、一人で練習している時はもう少しうまくできていたので少し悔しい思いもあります。

今回、プレゼンをやってみて、緊張もしたし練習も大変でしたが、やってよかったと思います。
プレゼンに限った話しではありませんが、苦手なことに挑戦するのは勇気がいりますが、周りの人が協力してくれると確信できていれば、一歩を踏み出せるんじゃないでしょうか?
自分が一生懸命やっていれば、周りも助けたいと思うし、助けてもらえれば頑張ろうって思えるので、どんどん良い方向に進むんだと思います。

まだ決勝戦が残っています。
優勝に向けて頑張るので皆さん、応援よろしくお願いします!
決勝戦の一般聴講も募集されると思うので、是非見に来てください。

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