JaSST'23 Tokyoにプラチナスポンサーとして参加しました#jassttokyo

相互理解で広がる世界を体現した

Jumpei Ito
WingArc1st Inc.
Mar 28, 2023

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「JaSST Tokyoにスポンサーとして協賛しませんか?」

という一言から始まったウイングアーク1stのプラチナスポンサー協賛。自分でも初の試みであり、まさかJaSST Tokyoでプラチナスポンサーとして参加できるとは思ってもいませんでした。

普段から密連携させていただいている、我が社HR系最強のメンバーである南さん。スクラムフェス新潟やスクラムフェス札幌では一緒にイベントを楽しんで、お互いの関係性も深くなりました。そんな南さんからJaSST Tokyoのスポンサー提案がありました。

断りたくないし、やるしかない!という気持ち。

これはウイングアーク1stのQAが行っている品質保証の取り組みを全国のテストエンジニアに知ってもらえるチャンスです。加えて、自分が立ち上げた「スクラムフェス新潟」というイベントはテストコミュニティとアジャイルコミュニティの融合だし、実行委員として運営している「JaSST Niigata」ではいつもAgile Testingのテーマで開催しています。きっとJaSST Tokyoでもスポンサーとして色んな情報発信ができるはず。

「JaSST Tokyoスポンサーになったら、あんなことしてー、こんなことしてー」

とアイディアが溢れ出ます。

スポンサーのテクノロジーセッションに気合を入れる

初めてのプラチナスポンサーと言うことで、右も左もわからない状態でしたが、スポンサーとしてテクノロジーセッションを2枠持てることが分かったので、気合を入れることにしました。

ウイングアーク1stとしては初めてのスポンサーセッションなので、先ずはウイングアーク1stという会社を知ってもらうことをテーマにします。また、今年のJaSST Tokyoのテーマは「相互理解で広がる世界」でしたので、ドンピシャで我々が取り組んでいるQAのスタイルを共有したいと思いました。

SPQI部のマネージャー5人で話し合い、まじめ過ぎても面白くないし、とは言え現場の深い話もしたいしで、みんなでアイディアを持ち寄った結果、かなりの数のアイディアが出てきました。皆さん、さすがです!

持ち寄ったアイディアは厳選し、それぞれが資料に起こして発表するスタイル。また、スタジオを借りて一発撮りして、当日はTV番組のような形で放映することにしました。

収録場所はもちろんスクラムフェス新潟でお世話になっている、株式会社ソルメディエージさんです。

YouTubeで公開しておりますので、内容はとにかくビデオを見ていただければと思います。あらかーさんの素晴らしい編集も入って面白さが倍増していますし、ステークホルダーに頼んでコメントを差し込んだりもしているので、なかなか見ごたえのあるものに仕上がりました。

https://youtu.be/rkYJ0N_vBKg
https://youtu.be/6dvAe1BYtkM
スタジオ収録現場の様子 photo by Jumpei Ito

スポンサーのミニセッションに気合を入れる

JaSST Tokyoでは基本、参加者はDiscordに入り、Zoomで視聴されている講演を聞きながらDiscord上で感想や質問をテキストチャットに書き込むスタイルで運用されています。Discord上にはチャンネルを作ってスポンサーブースとして用意してもらい、スポンサー各社はブース内で色々な取り組みを行っていました。その一環で、講演と講演の間の休憩時間はスポンサー各社でミニセッションを行って良いことになっており、ウイングアーク1stのブースではすべての許された時間でミニセッションの発表をしました。

以下が発表したスライドになります。

(新しく資料作ったものもあれば、過去に発表した内容をかいつまんで発表した資料もありますので、参考にしていただければと思います。)

「相互理解で広がる世界」の重要性

JaSST Tokyoでは情報交換会があり、その時間は私は実行委員長のうへのさんとテーマトーク「JaSSTの裏話」について話しました。

「相互理解」というテーマは弊社内でも重要なテーマで、DevとQAとの間や、DevとOps、現場とPM、POとステークホルダー等、様々な関係の中で相互理解が深まっていないと、関係者全員が腹落ちするリリースは出来ないと思います。

また、JaSST Tokyoの基調講演でもあったように、リリース後に出る障害に関して、許容できるリスクや、未知の領域に対する観測も、相互理解の上で成り立ちます。

今回、ウイングアーク1stのスポンサーセッションでも、品質責任者とステークホルダーがお互いに品質に対して向き合える関係や、DevとQAの間で具体的にどのように生産性を高めるかというテーマで話をしています。

またJaSST Niigataで取り入れているテーマも、2021年は「品質向上のためのチームワーク」でしたし、2022年は「可観測性・Observability」でした。これは、ねらいとして2021年はテストだけではなくWhole-Team Approachと言う意味でチームで品質を考えることをテーマにし、2022年はシフトレフトばかりではなくシフトライトも重要と言う意味でObservabilityにしています。

まさに、うへのさんがJaSST Tokyoに想いを込めた「10年後の世界」は、今後のテスト業界全体が本気になって考えていかなければいけないテーマだと思います。うへのさんのnoteみんなで読みましょう!

Discord上のスポンサーブース

総じて今年のJaSST Tokyoは色々なことを経験させてもらい、とても楽しかったですし、学びにもなりました。私はDiscord上のスポンサーブースでは常に盛り上げたいと思っており、ボイスチャンネルにずっと存在していました(同時並行的に業務もやっていました)。そのせいもあり、色々な人にウイングアーク1stのスポンサーブースに立ち寄っていただき、雑談やまじめなテストの話ができました。またZoomで講演を聞きながらDiscord上でみんなで感想を言い合ったり等、オンラインならではイベントを楽しめました。まさに相互理解を体現したイベントだったと思います。

また、以下のようなTwitterのコメントをもらえるだけでもホクホクです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

最後に、このような大イベントを運営していただいたJaSST Tokyoの実行委員の皆さまはには尊敬しますし、心の底から感謝いたします。運営お疲れ様でした。

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Jumpei Ito
WingArc1st Inc.

WingArc1st Inc. — Software Quality Assurance Manager