Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 参加レポート Day2

Yasuko NAITO
WingArc1st Inc.
Published in
8 min readJan 10, 2020

1/8~1/10でRegional Scrum Gathering Tokyo 2020(RSGT2020)にHiroyuki TAKAHASHIK12Aと3人で参加しています。

photo by Yasuko NAITO

Day2はじまりました!

パックマンルール

Day2の最初にパックマンルールのアナウンスがありました。パックマンルールとは、ぼっち参加者がギャザリングしやすいようにパックマンが口開けているみたいに入り口開けよう。こういうひとりひとりのちょっとした配慮で場に入りやすくなりますよね。パックマンルールいいなと思いました。社内でも広げようっと。

Welcome Note

Scrum Allianceのハワードさんのお話。

Scrum Allianceのミッションは仕事の世界を変えること。仕事は楽しく、喜びにあふれ、持続可能なものにしたい。学ぶ、ということは自分を変えるということ。持続可能な形で世界をアジャイルにしていく。

そして、Scrum Allianceには部門やマネージャーというものがなく、スクラムチームの集まりで組織されているとのこと。

レベル高い話だ…。でも、学びを得て自分が変わっていく(成長なのか、変化への対応なのか)とかは本当にそうだな…と思います。私もどんどん変わっていくぞ。そうすれば必然的に仕事は楽しくなるはずです。

Keynote

Lost in Translation: The Manager’s Role in Agile by Michael Sahota

ここからは私のツイートを中心にレポートお送りしてまいります。

まずは自分。自分が変われば周りに影響を与えられるようになるかもしれないし、組織もよくなっていくかもしれない。とても心に響くセッションでした。セッション聞きながら、でもこれって日私達SPQI部のメンバーは日々間近で見て体験しているよ...って気づきました。

日本にJoy,Incを創る!ぼくらのジョイインクジャーニー3年間の軌跡 by Tadahiro Yasuda (CEO, Creationline,Inc.)

どんなに辛くても「状況を受け入れる」。これが変化するための肝だと思います。

自分たちは「チームワークの7つの段階」のLevel1だということを認識してお互いを知ることから始めたそうです。そしていろんな取り組みをしてLevelを上げていかれた。

CEOの安田さんご自身が変わられて、メンバーが影響を受けて変わって組織文化がよくなる。サホタさんのセッションの後で安田さんのお話を聞くと更に響きます。

ウイングアークもそうやってウイングアークの文化を醸成していきたい。そのためにはまずは自分が変わること。今日の学びを得て、私もきっと少し変わるはず!

組織変更して部長がいなくなってから起きたこと by Masaya Mito(Development Department Organizer, Cybozu)

チーム主体の組織に変わったら職能の透明性が増して、メンバーが他の職能にも興味をもちはじめ、職能横断モブや体験入部が活発になったそうです。こういった活動が活発になるメンバーのマインドや組織の文化が素晴らしいと思う。

またサホタさんの話を思いだしました。「チームが適度に相互依存することで全体最適が上がる…。」

これはウイングアークの中にもある課題で、次にどんなことをされるのか聞いてみたい。

大企業の縦割り組織の中でProduct Discovery Teamを作ってサービスをリリース出来た話 by Mitsuo Hangai(Manager, Rakuten, Inc.)

他にもリリースノートを先に書く取り組みして、全体像がクリアになったって話があってこれいいなって思いました。受け入れ条件明確にするのに似ています。

キャリアパス考察:開発者と動くQAテスターからチーム支援するスクラムマスターへ by Arissa Nakamura(Scrum Master, CI&T)

テスターからスクラムマスターになったことを「昇格」という表現されていたことに違和感を感じました。同じチームで役割違うだけだからそこは階層ではないと思うのです。

スクラムマスターがマルチタスなのもだめでは?by Hiroyuki TAKAHASHIと。いろんなことに手を付けて何も終わらないより1個ずつDONEしていきたいですね。

スクラムマスターとして学びを得て、日々カイゼンしている最中なのだろうと推察しました。

アジャイルな組織を創っていくには?地銀で取り組むアジャイルな組織創り by Kazutaka Matsusaki(副調査役, ふくおかフィナンシャルグループ)

私自身も銀行は堅くて新しいことなんてできないイメージを持っていたけど、この時代成長しく企業はどんな業種であっても変化しているんだな…と再認識しました。

「効率的」って少ない人数でやることではない。根幹となる部分はチーム全体で考えて認識合わせることが重要。そうすることで開発段階でチームがパフォーマンス発揮できるならそのほうが効率的です。

Day2全体の様子はこちらから

Day2はサホタさんのお話が響きまくった。

明日はOSTです。明日もギャザリングしてきます。

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