RSGT 2020 数行まとめ DAY1
2020/1/8~1/10まで開催されている「Regional Scrum Gathering Tokyo 2020(RSGT 2020)」に参加しています。
昨年3月に認定スクラムマスターになった私は今回が初参戦です。
セッション中に書いたメモと共に1日目をふりかえっておこうと思います。
◆川口さんからの挨拶、諸注意および感謝の言葉
『カンファレンスではなくギャザリング』
という言葉に背中を押される。
「シャイ オブ シャイ」な私もこのイベントでは自分なりに積極的に行こうと心に決める。
スポンサー紹介とかこれまでのRSGTの参加者変遷などの説明から続けざまにスポンサーセッションに移行。
ラグビーのスクラムの語源から昨年のラグビーWCの日本代表チームのスクラムに関するスタッツなどの話。
確信犯的にスクラム違いな話に終始。
スポンサーセッションなのに宣伝なし。素敵なLT。
◆Keynote
今年のKeynote は我らが James Coplien さん。
コープさんは私が受講したスクラムマスター・トレーニングの先生なのだ。
『Do you have sake?』
貧しい農民に扮したコープさん登場。
「scrumをどう学ぶか?」を十牛図に沿って話すという内容。
十牛図とは禅の修行と悟りまでのプロセスを10個の絵で表したもの。
わかったようなわからないような。
そもそも私にとって禅というものが難解で。
手段や方法論やもっともらしい話に踊らされるな。宇宙の一部として自然体でフェアで真摯で利他的であれって話なのかなと解釈。
印象に残ったのであろう、以下は私が自分宛てのSlackに送っていた言葉。
『デイリースクラムの目的はスプリントの再計画』
『アジャイルは詳細な計画は長続きしない』
『スクラムは実験室。失敗はゆるされる』
『みんなで反省していくのがスクラム』
『アジャイルは解決策じゃない』
『スクラムとは規律、ただし変更は自分たちで許す』
『プロダクトのためでなく組織のためにアジャイルであるべき』
『誰かが皿を洗ってしまわなきゃいけない』
『スクラムは刺し身、重なり合う、ハーモニー、調和』
『Scrumはそこに到達するためのトレーニングなのかもしれない』
『私とあなたという概念は存在しない。私達という概念』
そんなコープさんの話を聞いて思ったこと。
私はスクラムが好きだ。もっと関わりたい。もっといろいろ知りたい。
◆Afternoon Mingle
何をするのかまったくわからなかったけど川口さんがいるという理由だけで参加したら、通訳なしでみんなの前で英語で自己紹介をする会だった。
やっぱり英会話がんばろう。たくさん発音しよう。
英語といえば、夕方のセッションで原田騎郎さんが言っていた「一番話されているのはヒドい英語」という言葉に勇気をもらった。
◆見積りしないスクラム / No Estimates Scrum
スピーカーの方からモブプロ愛がにじみ出ていた。
私も現場でペアプロから始めようと思った。
見積もりの考え方についても同意。自分の業務に合わせてみようかな。
◆モブプログラミング x 行動分析学 x 教育
特に意識したわけではないが前のコマから引き続きモブプロ絡みのはなし。これはもうモブやれってことなんだなきっと。
生徒さんを良い方向に導いてあげるための試行錯誤の話。非常に面白かった。好子、嫌子ってなんか人の名前みたい。
◆特殊部隊SETチームの日常
SETに片足突っ込んでる私にはまさにビンゴな神セッション。
今までの自分はどれだけスローな仕事をしてたんだと反省。『compassion(思いやり)』の語源『compatio(一緒に苦しむ)』の話は目からウロコだった。
スピード意識して&周りを巻き込んでやってくぞ。
◆A Scrum Bookの歩き方
騎郎さん。エレガント。
◆ネットワーキング
一緒に参加した部長経由で新しい人と知り合えたり。
ありがたい事にこんな自分のことを覚えてくれている人も何人かいてくれてちょこちょこお話したり。
SETのセッションのスピーカー伊藤さんから勇気をもらえたり。
「シャイ オブ シャイ」の自分にしてはそこそこネットワーキングできたんじゃないかと。
さすがチケット即完売なイベント。
なんだかとても楽しいぞ。
2日目に続く。