WACATE2019冬 1日目

N Fujinaka.
WingArc1st Inc.
Published in
7 min readDec 19, 2019

こちらは、ウイングアークAgile and DevOps Stories のAdvent Calendar 2019 、第15弾(12月20日)の投稿です。

皆さんこんにちは。12/14~15に開催された、WACATE2019冬に参加してきた私が、2日間を振り返ってみるシリーズ。

第2回の今回は、WACATE2019冬・1日目である12/14の流れを、セッションの感想なども交えながら振り返ってみようと思います。

前回の記事では、WACATEに初めて参加しての感想や感じたことなどを書いています。

12/14 早朝

寝坊しました。
待ち合わせしていた 佐藤亮ごめんなさい…

12/14 朝

全力で準備した結果、予定通り9:30に到着。初めて降り立つ三浦海岸駅。
その足で、会場であるホテル、マホロバ・マインズ三浦まで移動します。

12/14 午前の部

午前中はオープニング+セッションが2つ。

オープニングでは、WACATEについて軽めの導入。

最初のセッションは「ポジションペーパーセッション」

ポジションペーパーというのは、WACATEの申し込みをする際に提出する、「自分の立場を表明する」紙です。

これは初心者のテンプレポジぺ。すごい人のは本当にすごい。

ポジションペーパーを使って同じテーブルの方々と自己紹介をしました。一周した後、ワーク班に席替えし、再度自己紹介。
1つのテーブルが5~6名なので、この短時間で10名以上と自己紹介をしたのですが、会話した9割の人がTwitterIDの欄を記入していて驚きました。参加2回目の方に聞いたところ、セッション中にも #wacate をつけてツイートしまくるらしい。何それいいじゃん…!ということで、その場でTwitterアカウントを作成しました。

次のセッションは、 前回Best Position Paper賞を受賞した方による発表。
このBPPというのは、全員のポジぺを読んで一番いいと思った人に投票し、一番人気だった方が貰える賞です。前回のBPP受賞者による、ポジションペーパーの極意が語られました。(好きなこと何でも発表していいらしいのでテーマは毎回違うそうです。)

12/14 昼食

ほぼマグロ

海鮮丼がドーン!

12/14 午後の部

この日の午後は3本のセッションがありました。

1つ目のセッションテーマは「業務でも活用できるソフトウェアテストの7原則
あっ、これJSTQB FLの勉強で覚えたやつ!やっててよかったJSTQB!
7原則について説明の後、開発現場で実際に起こるかもしれない会話例の中からムムッという部分を探し、それがどの7原則に当てはまるかを考え、班で共有するワークをしました。
同じ部分を選んでいても人によって解釈が結構違っていて、その原則も当てはまるな!という気づきが得られて面白かったです。

2つ目のセッションテーマは「物語を想像して問いを立ててみよう
ここでいう物語=想像すること で、相手が自分の意見をうまく言語化できない場合に、その言葉の背景・原因を「想像」するために、「問い」でうまく絞り込んでいく、という手法の話でした。
ワークでは、班内で2手に分かれて、テストに関するお題36個の中から1つを選び、相手側が何を選んだかを5回の質問で当てる(ただし、Yes/Noでしか答えられない)というゲームをしましたが、難しかったです。

3つ目のセッションテーマは「形式手法って何だろう
形式手法というのは、仕様を記述・検証する手法で、記述言語としてはVDMなどが有名だそうです。私はこのセッションで初めて知りました。
ワークでは、実際にVDMで記述された仕様を読み、どの部分に問題があるかを見つけ出し班で共有しました。説明が上手くできなかったものの、大体正解できて嬉しかったです。

12/14 自由時間

2時間の自由時間。この後のディナーセッション~分科会が終わった後は、夜遅くなってしまうので、この時間でお風呂に入りに行きました。温泉最高!

12/14 ディナーセッション

これに、ご飯とお味噌汁とデザートがついてくる!

めっちゃ豪華。この辺りではマグロが有名なようです、美味しかった!

夕食を頂きお酒を飲みながら、 申し込み時に記載した意気込みなどを紹介するコーナーがありました。
申し込み時はポジぺで力尽きていて、何を書いたか覚えてなかったのですが、自分のコメントが紹介された瞬間にすべてを思い出しました。

イクラをお腹いっぱい食べたいです

・・・イクラ、なかった(泣)

その後は、プレゼント抽選会や、勉強会等の告知タイム。
そのままの流れで、夜の分科会に移動します。

12/14 夜の分科会

この分科会は、WACATE実行委員だけでなく参加者の何人かが主催者になって、グループに分かれて各テーマについて共有する会を開催し、他の参加者は各自好きなところに参加する、というような感じでした。テーマについて語り合ったり、ワークをしたりする座談会のような感じです。
私は、観点共有会のグループに参加しました。主催者の方が実際にチームでやっている方法で、1つのお題についてみんなで観点を出し合っていく、というワークをしました。

テーマは「電話番号」

超高性能ホワイト?ボードに貼られた付箋たち

8人くらいで観点を出し合いましたが、全員が違う仕事・立場の集まりなので、それぞれ着眼点がちがっていて、とても盛り上がりました。
VRの入力方法の話だったり、119などの緊急電話や時報などの有料電話の場合についての観点、あとは組み込み系でQAをされている方から出た「入力中の割込み」という観点など、目からうろこでした。

観点を複数人で出し合う、という勉強会自体は社内で実施したことがあるのですが、それとはまた違う新しい発想を得られて楽しかったです。

分科会解散後、私は体力が残ってなかったので部屋に戻って睡眠を取りましたが、タフな方々は深夜の分科会を開催して語り合っていたようです。

1日目終了

昼間、晴れていたので見えた富士山

分科会が終わったのは23時でした。こんな夜遅い時間まで語り合うことができるのも、合宿ならではの魅力だと思います。

ちなみに私は部屋に帰ってもすぐ寝ずに、BPPの投票(2日目の昼までだった)を決めるためにポジぺ集を読み漁っていました。

こうして1日目の夜は更けていき、2日目の朝がやってきます。

次回へ続く!

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