めざせスクラムマスター!と思いきや…

木田晶久
WingArc1st Inc.
Published in
Dec 6, 2023

ご無沙汰しております。だーきーです。
昨年のアドベントカレンダーに続き、今年も参加しています。よろしくお願いいたします。特に意味はありませんが今年も12月6日に登場です。

昨年のアドベントカレンダーでは、「アジャイルスクラムとITIL4を学んでいる中で感じたこと」と題して日々業務で学び感じたことを書かせてもらいました。

今年のアドベントカレンダーでは、この1年間をふりかえり綴ってみましたのでゆる~くご覧ください。

2023年3月、年度変わりを機に組織変更があり、部門内での役割が多少変わりました。与えられた役割をこなしながらも、スクラムマスター(以下、SMと記載)になることを個人的には目指しています。
黄色い電気ねずみ・・・ではなく黄色いCSMバッジを相棒に。

とは言え、実践の機会、経験を積む機会が都合よくあるわけではないので、先輩SMから学ばせてもらうため、既にスクラムを取り入れているチームに参加させてもらい、スクラムイベントを見学させてもらうことにしました。

さっそくチームに変化を加える

そのスクラムチームはきっちりスクラムの型には則っていないとのことで、新しく加わった新鮮な視点で意見を言わせてもらい、チームに変化を加えることが出来ました。

  • デイリースクラムの司会持ち回り

Devチーム主体で開催しているが形骸化を感じたため提案。
司会を担当することで、他メンバーの仕事内容や全体の開発状況を意識するようになった、というよいコメントをいただけました。

  • ワークショップ実施(ムービングモチベーターズ、ドラッカー風エクササイズ)

チーム全体でのふりかえりが少ないとのことで提案。
レトロスペクティブではありませんが、プロダクトオーナー(以下、POと記載)も含めたスクラムチーム全員で、仕事に対する考え方や価値観、メンバー間の期待値を共有するよい機会となりました。

ワークショップ成果物(miro)

また、これからやりたいこととして下記があります。

  • プロダクトバックログ整備

毎週のスプリントプランニングで、タスク優先順位が不明確なためプランニングに時間がかかっていたので提案。
いくつかのブログを参考にしながら運用準備中です。
↓スクラムと言えば吉羽さん。

  • スクフェス登壇

チームがスクラムを取り入れてからこれまでの活動や変化について、先輩SMと共作で何度かプロポーザル(登壇発表内容の概要)提出しているものの採択されず。2024年も引き続き機会を伺います。

めざせスクラムマスター!と思いきや…プロダクトオーナー!?

日々観察を続け、少しずつSMの経験値稼ぎをしているある日、予期せぬ打診がありました。

現職POが、プロダクト/事業を発展成長させるために上位のビジネス企画に携わりたい意向があり、POとしての関与度合いを下げたい、後任を頼みたい、と。

特に断る理由はなかったので引き受けましたが、SMを目指していたらPOを担当することになったわけです。

POの経験もいつかSMに活かせるでしょうし、スクラムをより理解する機会と前向きに捉えて取り組んでいます。幸いにもDevチームへ一部PO業務が委任されているので、PO初心者でもなんとかやっていけそうです。

先輩SMと私POで協力して、Devチーム/スクラムチームを進化改善させよう、なんて話が出来るようになったのは棚ぼたでした。

SM、POそれぞれひよっこな私ですが、あわよくば二刀流になれるようこれからも活動を続けていきますので、温かく見守っていただけたら幸いです。
その時は、橙色の火炎とかげ・・・ではなく橙色のCSPOバッジを相棒に???

最後までお読みいただきありがとうございました!
それではよいクリスマス&年末年始をお過ごしください!!

Photo by Davies Designs Studio on Unsplash

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