log: COPY CONT ROLL 02

2018.09.27 @ Bar Bassic

建築写真&SCREAMING CAR SHOWと、当媒体WISHKAHが共催する隔月シリーズ企画「COPY CONT ROLL」第2回。ゲストには、ステージアクトにyoundと城一裕、DJにMANOSKEをお迎えしました。

SCREAMING CAR SHOW

建築写真

まずはホストの2組は前回と出順を入れ替えて登場。坦々と新曲を投入していく先攻SCREAMING CAR SHOWと、新衣装や新ガジェットを続々と取り入れてますます幻惑的になってゆく後攻の建築写真、それぞれの歩みの進め方が対照的でした。前半のDJたかはしは、この日のゲストへのウォーミングアップとして、ポップスと実験性を反復横跳びする選曲でお送りしました。

城一裕

ゲスト一枠目は、アーティスト/研究者の城一裕さんです。この日は、音と光を双方向的なフィードバックを利用して、ランプの明滅とドローンをシンクロさせるパフォーマンスや、溝を刻んだピザ状のプラスチック製のプレートを組み合わせてターンテーブルにのせ、それを適宜組み換えながら複数のリズムパターンを生み出して奇天烈なダンスビートを生み出すDJなどを披露。

デジタルな機材は一切使わずに、身近な技術の仕組みをちょっとずつずらしながら、音を機械的に再生する可能性を思わぬ側面から広げていくような試みでした。

ここからDJをバトンタッチしたMANOSKEさんは、自ら現地に足を運んで収集した中南米の現行インディ・ミュージックのみでかためたセットでフロア全員の度肝を抜きました。世界は広いです。

yound

この日は、普遍性のあるロック&ポップを鳴らすyoundがしめくくってくれました。今のスタイルを確立したトリプル・ギターの5人編成から、ギターのコーディ(薄力小麦子)が脱退し、4人編成へと移行して日が浅い時期のタイミングということもあり、ハラハラする場面もありましたがそこはご愛嬌。

黎明期日本語ロックとそのリバイバルから、XTCやらマック・デマルコまで連なる、歌とギターを中心にしたアンサンブルを探る系譜をたしかに感じさせる、芯の通った作曲と演奏は健在です。ドラムスまんなみも交えた男女コーラスワークとともに広がるアンニュイさが、初秋の夜を心地よくつつむのでした。

……続いてCOPY CONT ROLLは第3回へ。

(たかはし)