弊社、フジロック休暇あります。行きます、苗場

HiroyukiOyama
Magazine WOZ
Published in
6 min readJul 5, 2016

WOZには「フジロック休暇」という特殊な休暇制度があります。

Fuji Rock Festival

フジロック休暇とは

その名の通り、FUJI ROCK FESTIVAL(以下フジロック)が開催されている期間に休暇を取得できる制度です。メインとなる金曜日〜日曜日はもちろん、木曜日の前夜祭から取ってもらってOKです。疲れた体に鞭打ってひたすら洗濯をしなければならない月曜日も休むことができます。ふざけてない。これは全然ふざけてない。

ちなみに取引先も音楽フェスに行くことが多いらしく、案件の調整を了承して頂けています。とても幸せなことだと思います。

なにもフジロックが特別ということではなく、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTOVAL、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、COACHELLA、LOLLAPALOOZA、GLASTONBURY、BESTIVAL、EDC、TOMORROWLAND、SXSW、SONAR、エトセトラ……何でも良いのです。

さすがに、一応長期間休めるように仕事の進行管理はする、普段の仕事の結果に責任をもって取り組む、というのが大前提としてあります。ちゃんと社会人だから。

Fuji Rock Festival

なぜこんな休暇があるのか

そもそもの発端は「経営陣がフジロック行きたい、というかどっちにせよ行くから」というシンプルなものでした。

フジロックに全日参加している方たちってどうやって会社を休んでいるのだろうと気になっていたのですが、聞いてみると「そういうキャラになっている」「体調不良」「危篤」「あらかじめ面接で伝えた」「どうせ心は行ってしまうので、身体も…」「行かないと仕事に支障がでる」という会社に伝えているようです。それだけ夢中になれるものがあるというのは素敵なことではないでしょうか。それを止める理由はありません。

「ハレとケ」という言葉があります。厳密な定義は省きますが、簡単に言ってしまえば「非日常と日常」。「晴れの舞台」「晴れ着」といった言い回しには馴染みがありますよね。祭りはまさに「ハレ」にあたります。
特にフジロックは完全な「ハレ」空間。あの空間に「ケ」の部分を見つけるのはなかなか難しいのです。観光地・観光イベントとして、越後湯沢全体で盛り上げようとしていることや、山中の苗場スキー場という特殊な空間もあって、全く「ケ」を意識させない完全な祭として機能しているように思えます。

人間、やっぱり同じことをずっと続けていると発想が湧きにくくなったり、飽きてきたり、インプットする気持ちの余裕みたいなものがなくなったりします。そもそもストレスにならない働き方、生き方をすれば良いのだけれど、それでも少しずつ無意識にストレスが溜まっていったり、エネルギーがなくなっていったりするものです。そういう時「ハレとケ」を切り替えることでまた「ケ」を生き抜くための活力が生まれてくるのではないでしょうか。WOZは、自分の「ハレ」の場をもつことを推奨し、サポートします。

The Governors Ball Music Festival

刺激を受けよう

WOZには「人々を創造的にし、豊かな社会と文化の発展に貢献する」というコンセプトがあります。「創造的」「豊かさ」「文化」という言葉はなかなかあいまいですが、ここでは「みんなが楽しくなるものを作る、そういったものを作っている人をサポートする」くらいに捉えてください。

フジロックに限らず音楽フェス、なんならディズニーランド、ユニバーサルユタジオ、各地のお祭り。あれだけの人数が、ひとつの空間を共有し、楽しく過ごしているというのはとても凄いことなのだと思います。その凄みに触れるたび「ああ、そうそう、こういうものが作りたかったんだな」とか「もっと多くの人に楽しくなってほしいな」とか「どうやったらこの心地よさを伝えられるかな」「もっと楽しくするにはどうしたら良いかな」と思うのです。もっと具体的に事業に当てはめると、「フェスにフォーカスしたチャットボットは実用性があるか」とか「その場にいる人だけが参加できるチャットアプリはどうだろう」とか「スマートウォッチってフェスだと意外と使えるじゃんとか」とか。自分の中に余白を取り戻し、そこにエネルギーを充電していくような感覚になることはないでしょうか。

もし良かったら「ハレ」で触れたものを、仕事に活かしてください。会社の外で得た経験はもちろん仕事の役に立ちます。むしろそちらのほうが役立つかもしれません。何か好きなものや興味のあるものがあったのなら、積極的に触れていって欲しいのです。 「センス」や「直感」と言われているものは生まれつきのものではなく、自分の経験からできるものだと思っています。引き出しの多さ。それらを組み合わせて創造したものは必ずあなたの独創性がやどります。

SXSW

最後に

祭りに行こうぜ!みたいな話になってしまいましたが、そういうことではなく、自身の趣味や制作に没頭する時間は絶対に必要だ、ということです。自分が好きなものに触れられないのに、どうして人に好きになってもらえるものを作ることができるのか。よく働き、よく遊ぶ。WOZは、自分の好きな事を大事にしている人が集まり、みんなが楽しくなるものを作る場にしたいと思っています。

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