吊革がハンモックに?!赤ちゃんと楽しく電車移動できるアイテム、開発中。

電車移動のとき、だれかに席を譲ったことってありますか?

もしくは、突然すごく体調が悪くなって、「あ〜座りたい…でも混んでて座れない…」と悶々としたことなんて、あるんじゃないでしょうか?

先日、4月に小さな小さな課題(XSサイズの課題)を発見して、解決するアイテムをつくるという、XS-Hackathonを開催しました。

テーマは、「“あの人”が電車移動の困りごとを解決するモノをつくる。」誰かのちょっとした困り事。というXSサイズに視点を当てることで、より具体的な解決案をあぶり出します。

ゲストには、“あの人” の役割として、乳がんを患った折本さんと、現在0歳のコドモのいるママさんの石川まゆみさん(通称まゆみん)。

 ハッカソン参加者には、エンジニア、デザイナー、プランナー、webディレクターに音楽家、イベントプロデューサーにデザインリサーチャー、大学生と技能も経験知も年齢もバラバラな25名が集まり、2人のゲストの話を全員で聞きながら、小さな課題を発見していき、わずか半日で8個の解決アイデアをプロトタイピングしてカタチにしました。

現状のハッカソンは学び合うことが目的であることも多く、ここから先のステージ、つまりプロトタイピングを更に磨き上げ、プロダクトにしたり、社会実装していく。というところまで、進むことは少ないかもしれません。

また次のステージに進まないもう一つの要因として、アイデアの規模が大きいこともあります。社会システムを変えないと実現できない。本格的に数百万〜数千万投資しないといけない。どんなに良いアイデアでも、規模感の重さが足かせになってしまうケースです。

しかし、今回のようにXSサイズの課題解決であれば、極端な話、個人がつくったものを、個人が使う。それで終わりです。すぐに実現できます。自分のコドモのために服を作る。おばあちゃんのために手すりを付ける。そんな日常のものづくりの延長線で、ハッカソンを実現してみたのですから。

もちろん、アイデアの中にはシステムを変える必要のあるもの、企業が事業として取組むべきこともありました。例えば、電車の椅子の高さを15センチ上げるとか、IoT技術を使った募金システムを創るとか。

こういった、近い未来を変えるアイデアはすっごく大事。でも、そのアイデアを実現するための第一歩のネタも、必要なんです。

私たちは、その第一歩につながるアイデアを2つ選び、さらにブラッシュアップして個人が使えるレベルのプロダクトまでに仕上げることにしました。

それは、「ゆらりん抱っこひもと」と「ツルカワ」いうアイデア。

ゆらりん抱っこひもは、赤ちゃんをつり革を使ってハンモックのように揺らすアイデア。ずっと赤ちゃんを抱いてると肩がこる、疲れる。コドモがなく。という小さな課題を解決するアイテム。

コドモを抱いてると荷物をおきたいけど置けない。というのを解決するアイテム。小さなこどもでも吊革に掴まれるという副次効果も。

ハッカソンから約1ヶ月半後の5月末のある金曜日。お手製の吊革(耐荷重の工夫もした)をセットして、さぁプロトタイピング、ブラッシュアップ開始です。

実は、この一週間前にコアメンバーであつまり、「ゆらりん抱っこひも」と「ツルカワ」は一つのアイテムに融合出来るのでは?というアイデアがでていた。そのため、事前にゆらりんだっことツルカワのアイデアを出した4名(金田さん、江村さん、笠原さん、安居さん)が買い出しに行き、使えそうなアイテムを取り揃えておきました。

買い出し材料を組み合わせてカタチを作り、2つの吊革にぶら下げてみる。S字フックを使ってみるものの、なんとなくまだ不安定。なにより、「そもそも2つの吊革を使うのって、抵抗あるよね」という話に。

実際のコドモを乗せたイメージをつけるため、安居さんが使っていた実際のだっこひも+赤ちゃん人形も用意。

この日は、ハッカソン当日では別チームだった岡野さんにも駆けつけてもらいました。みんなで更にブラッシュアップしていきます。

最終的にできたのはこれ!

使う吊革は1つに。S字フックをやめて、代わりにマジックテープに変更しました。赤ちゃんを乗せてみると、うん、なかなか良さそう!

まゆみん「子連れでの途中からの参加でしたが、みなさん楽しそうにプロトタイプ制作を進めているのが印象的でした。アイデアがとても良く、できたら絶対使ってみたいです。乗せる対象は赤ちゃんだけでなく、スーパーで買った食材とかでも良いですし、いろんな使い方が展開できる便利グッズとしても良さそうだと思いました!赤ちゃんをのせるのに、一番懸念されるのは「安全性」なので、そこの担保をどうしていくのかが一番のポイントになると思っています。」

うん、そうですね。次も引続き、ブラッシュアップしていきたいと思います!

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