EsriがXYOネットワークと提携し、世界の地図に新たな革新的位置情報レイヤーをもたらす

XYOデバイスがブロックチェーン上に保存された詳細な相対位置情報を提供し、空間分析を大きく変革する技術となる

XYOは、ブルー・トゥースおよびGPS追跡デバイスによる発見可能技術の世界で新進のリーダーになっており、位置ビーコン・デバイスが世界で100万個以上出回っています。このため、一般の消費者は自分のスマートフォンを使うだけでリアルタイムに実世界の物品の追跡が可能です。

Esriは、先進的な空間アナリティクスとデータリッチなマッピングおよび可視化を世界各地の小売業、政府、NGOの著名企業・組織の一部に提供しています。Esriのソフトウェアは35万を超える組織に導入され、これにはフォーチュン500社の75%が含まれ、他の競合企業を大きく引き離しています。このような組織などのために、Esriは、能力を拡大できる完全なプラットフォームをユーザーに提供し、空間データの捕捉、分析の支援、地図や図面、その他のストーリーを語る文書の作成を可能にしています。また、サプライチェーン管理から都市生活環境の改善まで、重要問題への対応も可能にしています。

現在、真の意味で画期的なパートナーシップにより、XYOネットワークは位置情報データをEsriのArcGISプラットフォームに展開し、地図ベースの意思決定の背後にあるエンジンを強化します。この協業は、重要性を高めている能力をArcGISユーザーが得る可能性を拓きます。例えば、新たに出現している「スマートシティ」での自動車の追跡、自然や人為的な災害によって往々にして激しいものになる地形の変化の明確化、その他多数の位置ベースのアプリケーションやシナリオです。

Esriの新興技術プラクティス責任者のKevin Bolgerは、このように述べています。「マッピングや空間分析の分野では、物体の相対位置を判定することと、特に動いているものの位置を判定することが重要です。私たちは、業界全体の次の重要なステップとして、この能力をブロックチェーン技術と組み合わせる機会を得ています。XYOとの間で当初議論された利用事例と可能性には、関心を持ちました。私たちは、展開を拡大して同社との関係を深めていくことを大変楽しみにしています。」

XYOネットワーク共同設立者のMarkus Levinは、このように語っています。「世界の主要組織の多数が高度な空間分析および情報の事実上標準の情報リソースとしてEsriに目を向けています。この極めて重要なデータの価値をさらに高めることはXYOにとって真の喜びです。当社は、Esriをパートナーと呼べることを誇りに思います。分散型位置情報データと当社のオラクル・ネットワークを同社などの先見性のある組織に提供し、そのビジネス・データとビジネス情報を改善していくことを楽しみにしています。」

詳細情報については、XYOネットワークとEsriをご覧ください。

Esriについて

地理情報システム・ソフトウェア、位置情報、マッピングの世界的マーケットリーダーであるEsriは、入手可能なものの中で最も強力な地理空間クラウドを提供しています。1969年以来、Esriは、顧客がデータの潜在力のすべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしてきました。現在、Esriのソフトウェアは、世界最大級の都市、大半の政府、フォーチュン500企業の75%、7000校以上の大学を含む35万を超える組織に導入されています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriは、デジタル変革、モノのインターネット（IoT）、高度アナリティクスに対する最も高度なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。

XYOネットワークについて

XYOネットワークは、自動車からスマートフォンまで、あらゆるものの正確で確実性を重視した位置データの提供を目的に現在開発中のブロックチェーンを使った巨大な地理空間の位置情報ネットワークです。位置ビーコンをIoTおよびモバイル端末と結びつけることにより、XYOネットワークのエコシステムはスマート契約の実行、スマートシティの運営、金融取引の促進、さまざまな位置情報アプリケーションに不可欠な検証済座標およびデータを提供することを目指しています。詳細情報については、https://xyo.networkをご覧ください。