XYとXYOネットワークの違いを教えてください。

XYO International
XYO Japan
Published in
4 min readJan 17, 2019

XYとXYOネットワークの両方をご存じの方はこう思われるでしょう。

XYとXYOネットワークはどこが違うのだろう?

出資する方は当社の新しいXYOネットワークブロックチェーンプロジェクトについて調べたのに、購入する株式はXYOネットワークを運営するXYの株式なのですから当然の疑問です。

では、この2社の歴史は?どこが似ていて、どこが違うのでしょう?

XY

XYは2012年に設立されました。当初は消費者向け製品を中心に、Bluetoothを用いた紛失防止タグXY Finderの販売に重点を置いていました。Bluetooth Low Energy(BLE)でスマートフォンアプリに接続し、鍵やバックパック、財布などのなくし物を見つけてくれる製品です。ざっくり言うと、仮想世界と物質世界をシームレスにつなぐことで、ユーザーが瞬時にツールとアプリを活用できるようにすることがXYのビジョンです。

やがて、応援していただいている会社の一部を所有していただく機会をお客様に提供したいと考えるようになりました。そこで、証券取引委員会(SEC)が定めたレギュレーションA+の株式発行要件を調べました。レギュレーションA+の株式なら、「適格投資家」以外も公開株式市場で取引されていない株式を購入できます。通常、こうした株式を購入できるのは適格投資家に限られており、会社の成長期に株式を購入できるのは、富裕層かSECが適格投資者だと認めた人だけでした。

レギュレーションA+の株式導入により、対象となる出資者が増加した後、2017年の第4四半期にブロックチェーンプロジェクト「XYOネットワーク」を発表。その後、2018年初めに、XYOネットワークにアクセスするためにスマートコントラクトで使用する最初の「XYOトークン」を生成しました。XYOネットワークは、世界中で「ファインダビリティ(見つけやすさ)」を実現するための取り組みです。XYOネットワークはブロックチェーンのスマートコントラクトで分散型の位置情報オラクルとして活用されます。また、XYOネットワークにより、革新的なブロックチェーンテクノロジーを用いて世界最大の位置情報にまつわる問題の一部を解決できます。

XYOネットワーク

XYオラクルネットワーク(XYOネットワーク)は、ブロックチェーンのスマートコントラクトで使用する分散型の位置情報オラクルです。スポーツの賭けを例に説明しましょう。

スポーツの賭けは、基本的に2者間の契約です。チームが勝利すると賭けに勝った人は両者が支払った賭け金を受け取ります。契約では、「試合に勝ったのは誰?」と質問し、勝利チームを当てた人にお金を払います。こうした状況では賭けの参加者は第三者から試合を配信するか、「ESPN」などのスポーツウェブサイトで「試合に勝ったのは誰?」という質問の答えを調べます。信頼できるソース(この答えの「オラクル」)で答えを調べた後、2者間のスポーツの賭け/契約を実行して勝者に支払います。

ブロックチェーンでは、契約で尋ねられるであろう質問に回答する権限を持つ信頼できる実体としてオラクルが存在します。分散化が進むにつれ、一部のオラクルでは信頼できる回答を得るために膨大なソースからのデータを比較することもあります。スポーツの賭けの場合、オラクルは試合結果を伝えるおじいちゃんからのメールに頼るのではなく、複数のスポーツニュースサイトをチェックします。こうしてデータソースを分散化することで、回答の信頼性が増してミスの可能性も低くなります。

XYOネットワークは位置情報の分散型オラクルを目指します。現在まで、位置情報に関連する契約を実行するスマートコントラクトの大部分は、信頼性の高い分散型オラクルを使うことができませんでした。「お義母さんへの誕生日プレゼントはニューヨークに届いた?」という質問について、通常はUPSやFedExの追跡サービスといったオラクルを調べますが、こうしたサービスはGPSや他の集中型位置情報データに依存しています。XYOネットワークは、より信頼性の高い分散型オラクルを提供し、集中型位置情報オラクルの欠点を解消することを目指しています。

--

--

XYO International
XYO Japan

The People-Powered Location Network It’s sorta like GPS, minus the government monopoly.