2016年の始まり
よしなしごとを書く場所
Mediumのアカウントはだいぶ前から持っていたのだけれども、ここに文章を書くということはためらっていた。UIのせいなのかはわからないけれど、この場所は「なにかしらきちんと整った事を書かなければいけない」という雰囲気がするから、というのがその理由。
2015年の暮れ、今年1年何があっただろうかと振り返ってみたときに、記録しているものがあまりに少なかったことに気がついた。
思えば、自分がインターネットを毎日使うようになった2002年、ADSLの常時接続回線というものが一般家庭に普及し、自分も「ブログ」と言う名を冠した日記を書きはじめた。その後mixiの流行とともにブログからSNS内の日記へと移り、やがてTwitterの普及とともにまとまった文章を書くことが減り、気がつけば日々の出来事や考えたことを記す場所がなくなっていた。技術ブログはあるものの、そこに雑多なものを書くことははばかられる。
ではFacebookやGoogle+といった、SNSでそういったものを書くのはどうかというと、どうも自分はSNSに「良い人でなければいけない」「人生は楽しくなければいけない」という雰囲気を感じ、そこに雑多な長文を書くことにはためらいがある。
そのようなことを考えながら、あらためてMediumのアカウントを持っていたことを思い出し、ログインをして、このとりとめのない文章を書いているのである。Mediumであれば、「友達」といったことを気にすることもなく文章を書け、いざというときには文章をすべてエクスポートしてたたんでしまうことも可能だ。
前置きが長くなったが、2016年は雑多な考えであってもまとまった文章を書く、ということを習慣づけるために極力毎日文章を書いていこうと思う。