業務時間外に「勉強」しなければならない職業について
Twitter見ながら思ったことをどこかに残しておこうと思ったのでここに書く。
まずITエンジニアに限らず、業務時間外に勉強している人はたくさんいるし、自身の市場における競争力を高めるための行為であればなにもおかしいとは思わない。よってITエンジニアに限る話ではない。
上の前提をもって、では業務時間外に勉強することが不健全なことなのかというと、それによりスキルを高めた結果、給与条件がよい場所に転職できる、あるいは経営者(個人事業主含む)がより良い条件の案件を獲得できるのであれば労働に対する対価を獲得するという視点においては望ましいことなので、素晴らしいことだと思う。またそもそもの前提として、倫理的におかしなことをしていないなら本人の勝手だろうと思うので他人がとやかく言うことではない。
最後に、業務時間外にしか勉強ができないかどうかは本人の状況によるが、業務時間外にそのような活動を好まずともせざるを得ない状況なのであれば、業務時間内で出来るような環境に移るのは本人の責任であると思う。要するに転職をするか事業転換である。
話を戻してITエンジニアに関して言えば、幸いなことに新しい情報が湯水のように公開され、新しいことを学ぶためのコストは非常に少ない。業界によっては、新たなことを学ぶにしても教材やセミナー等に個人出費としては大きな金額を支払う必要がある。業務外で勉強する人間がいて、その人間の市場価値が高まっている一方で、そうしていないことで相対的に自分の市場価値が低くなるとしたら、不幸かもしれないがそれは至極当然のことだと思う。