CESでかかるお金の話

Ryosuke Yoshitomi
吉富亮介のCES探訪
6 min readDec 18, 2016

今回私が行くことになったCES( Consumer Electronics Association )は、会場がラスベガスということで、お金が結構かかります。調べて、チケット等々準備して分かった。高いよ。

というわけで、今後初めて行く方にも参考になるように今回私がどのぐらいかかったかをここに公開したいと思います。
※あくまで出発前にわかっている範囲なので、行って帰ってきたらアップデートするかも

目次
01)エントリー費
02)移動費
03)宿泊費
04)その他雑費
05)CESでかかるお金ぜんぶ

まず、事前の情報として、時期と期間を。

CESの開催期間は今回は 2017年1月5日〜8日の4日間。
まるまるその時期だけ行く、ということであれば往路は東京を 1月4日発、復路はラスベガスを8日発で 4泊6日の旅、という形になります。
※私は諸々の都合で4泊7日になってしまいましたが

01)エントリー費

まずCES自体に参加するためには、エントリーを済ませないといけません。ちなみに、なぜかネット上でのRegistrationを完了したはずなのに、事務局からまだ Approval が来ない、、なんで?

まず現時点(16/12/18)では、エントリーのみで$100かかります。
この金額は、今年 SXSWに行った経験からするとかなり安い。SXSWは$1000以上するので、、、

ただ、注意したいのが「開催時期が近づくに連れて、高くなる」ということ。CESに関しては下記の通り。

16/12/20 までは $100
16/12/20 以降からキャンセル料金が発生
16/12/21〜1/8 までは $300

加えて、CESでは様々なカンファレンスが用意されていて、上記のエントリーアカウントで入れるものもあれば、追加費用を支払わないと入れないカンファレンスなども存在します。
実は結構それが高くて、ほぼ全ての有料カンファレンスも聞くためには追加で$1,400 必要です。また主だったものだけのStarter Pass では$700 が必要になってきます。目的やどうしても聞きたいものが有る無しで、ここは決めていくのがいいのではないでしょうか。

02)移動費

行き先がアメリカってことで普通に考えてもそこそこするんですが、時期( 会期が1/5〜8というニューイヤー時期 )も相まって高いです。航空券。

私は今回、行くことが決まったのが遅かったのもあり、航空券とホテルを別々に取ろうとすると、東京〜ラスベガス間の往路復路どちらも20時間弱(トランジット込み)で25万円とかになってしまい、加えて4泊のホテル代を足すとなるとすごいことになるなと。
※一番最初に探したときは、移動時間37時間で17万円、というのもありました。

というわけで、色々検討した結果、私は航空券+ホテルのセット売りプランを探して24万円のものに。
※そのせいで片道30時間の旅になりました

例えば Expediaで探すと、こんな感じ↓

きっと、もっと早い時期に押さえておけば、フライト時間もお金も抑えた形にできると思うので、もし来年 CES 2018 に行くことを検討している方は早め早めの予約をおすすめします!

03)宿泊費

上記02)でも書きましたが、時期が時期なので、ホテルも少し高騰してます。例えば、現時点(16/12/18)でのラスベガスのホテル平均宿泊費平均額は約42,000円です。

Expedia.co.jp で 16/12/18 に調べた1泊当たりの費用

さらに、CESのメイン会場であるコンベンションセンターのすぐ近く、ということで探しはじめるとさらに高額に。
ぶっちゃけ、こんな値段で泊まれない。ですよね??
4泊したら16万円もかかっちゃうよ。と。

そのため、私は02)と重複しますが、航空券とのセット割プラン(24万円)にしました。

おそらく、もっと節約できる方法が沢山あると思いますが、海外旅行経験がほぼない私にとってはこれが限界でした。
もしかすると、airbnbなどを使うともっとリーズナブルに行くのかも?

03)その他雑費

・食費
エントリー費も払い、航空券とホテルも確定した、となるともう大きな出費は残すところあと1つだけ。食費です。
正直この部分は今の私には皆目検討着いておらず、の状況です。
現地での朝はホテルで食べ、ランチとディナー+パーティーへ参加などなどを考えて、少し贅沢しても2〜3万円あれば確実なのでは?というのが私の想定です。

・タクシー代
あとは、会場間やホテルから会場へのタクシー代(Uberを頼ることになりそう)は、泊まるホテルの場所によりけりですね。近くであれば徒歩でいけますし。
ちなみに、今年私がSXSWに行った際は、会場に徒歩でいける距離に同僚と2人で家を借りていました。airbnbを活用して。

・ESTA申請
アメリカへの出張や旅行を定期的行かれる方はご存知かと思いますが、入国するために事前にアメリカの渡航認証を受ける必要があります。$14 と高額ではありませんが、なんなのこれ?と思ったりします。

・日本での準備
例えばパスポートが切れてたら/持っていなかったら、再発行/新規発行の費用が11,000円〜16,000円@東京かかります。戸籍謄本とりに行ったりする必要もあるので、何気にかかりますね。ちなみに東京だと12/29 ~1/3はパスポートの窓口がお休みなので、1/4出発するためには年内に済ませておく必要あり、です。
その他カバンやトランクケースの準備など細かい部分があるかも。
あと、何気に東京だったら成田まで行くお金も絶妙にかかります。成田エクスプレスなど。

05)CESでかかるお金ぜんぶ

というわけで、私の実体験(現在・未来含む)でいくらぐらいかかるか、というのを見てみると、こんな感じになるんじゃないかなと思います。

約30万円+α

= エントリー費(約1万円)+ 移動費・宿泊費(約24万円)+ その他雑費(約5万円)+α(追加カンファレンス費、準備費など)

会社からの出張で行かれる方、個人で行かれる方、などなど色んな方がいるかと思いますが、なんとなくの参考になれば幸いです。

[次回のトピックは]
私がCESで見てみたいと思うもの 01「C Space」 について書きたいと思います。

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Ryosuke Yoshitomi
吉富亮介のCES探訪

吉富亮介 1984年生まれ。McCANN TOKYO Creative Planner / McCANN MILLENNIALS Co-Founder、MILLENNIALS TIMES編集長。色んなものを良くする、解決する「アイデア」を形にしたくて仕事しています。最近やっと英語勉強中。あと、PGFJごくごく。