共同創業者山田の話

Yuka Iwasaki
YOUTRUST
Published in
4 min readApr 6, 2018

最近たまに「なんで山田さんを最初のエンジニアに選んだんですか?」と聞かれるので、このタイミングで経緯含め残しておこうと思う。

山田さんはこちら(ポーカープロ専業のこのブログ信じている方すみません、半分本当ですが半分冗談ですよ!)

なんで山田さんを誘ったのか

シンプルに「昔から知っていて信頼しているから」というとあっさりしすぎているかもだけど、それ以上でもそれ以下でもない。

エモ先輩が巷を賑わせてるけど、私も「信頼(TRUST)」をベースにしたサービスを作るつもりだったので、絶対に信頼できる人でかつ信頼が大切だと心から思っている人を相方にしたいと思っていました。

山田さんとはDeNAの新卒同期(写真は2010年。やまでぃ細い。私は丸い)

でも実は山田さんに連絡するまでに10名くらいの他社の知人のエンジニアに会った。もっとかもしれない。

義理とか遠慮とかもあって大好きな前職の会社の人は誘えない…と思っていたせいで同期には最後まで連絡できなかった。(結果的にそんなこと言っている場合ではなく連絡してしまった)

しかたなく自分で勉強して作ってみた

たくさん会ったけれどみんな引く手あまたで簡単には一緒にやってくれるエンジニアが全然見つからない。しかたなく自分で開発をしてみることにした。

前職の先輩がご厚意で家庭教師をしてくださり、なんとか開発環境を整えられた。あと本当にオススメなプログラミング学習サービスprogateでそれっぽいものを作った(先輩とprogateには本当に感謝しかありません)。

とはいえ、やってみると自分の限界もよくわかった。一朝一夕に何者かになれないことがわかったので、最終手段、信頼できる同期に連絡してしまったというオチ。

最初に誘ったときのやりとり

ちなみにこのとき書いたコードは全て山田さんに書き換えられた。「今後仲間になるエンジニアのためにもうこれ以上書かないほうがいいよ」と笑顔で言われ、気がつくとHTMLすら全て書き換えられていたのはさすがに笑った。これが噂の技術的負債ですか。

手伝ってもらって一緒にやりたいと思った

実は仕事は一緒にしたことなかったんだけれど、山田さんがslackに入った瞬間から全てが一気に気持ちよく動き出した。最高だった。山田さんしかいない!!と思った。

その日にサービス名を考えてくれた

山田さんにやりたいことを説明して解散したその日の夜に、私が悩んでいたサービス名の候補を20個くらいドバっと送ってくれた。もちろん何もお願いしてない。過去のslackを勝手に読んで、サービス名候補を考えてくれたらしい。

その中にあったのが今の会社名である「YOUTRUST」だった。ドメインもとれたので、その夜に慌ててとった。

1週間で当時私が言っていたものを作ってきた

もちろん現職もある中で、私が数ヶ月脳内で寝かせていたものを、1週間で形にしてくれた(実際の作業は数時間だったらしい)。オプション機能やデザインを徹底的に削ってコアだけを実装し「これで検証できるでしょ」と来た。君はスタートアップエンジニアの鑑か?天才か?

メンヘラじゃない

個人的にはすごい大切だと思っていて、最初ほどお互いの精神状況って伝染すると思うんだけど、山田さんは圧倒的に精神安定力高い。愚痴を言うこともないし、他人をバカにすることも、変に鬱になることもないので、私がちょっと凹んだときはすごい助けてもらった。

ど直球に告白した

上記を踏まえて「今後も一緒に作りたいから、フルコミットで来てくれないかな。年末年始の休みを使って、年明けに答えが欲しい」と告白した。年末なんか待たずに2日でOKの連絡が来た。鬼早い。意思決定スピードも早いなんて最高か君は。

オフィス入居初日。すごいいいオフィスなので遊びに来てね

そんなこんなで取締役山田(通称:やまでぃ)と一緒にやってます。近い内にクローズドβ出す予定なので使ってやってもらえると嬉しいです。

引き続き仲良くしてください。

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