中路英明氏のトロンボーンレッスンに参加した

yukimatJP
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4 min readFeb 16, 2019

今日はローブラスセンターで開催された中路英明氏のトロンボーンレッスンに参加してきた。

先月のロジャー・ボボ氏のテューバ公開レッスンに続いて2度目のイベント参加。しかし、ローブラスセンターは頻繁にこういうナイスなイベントを企画していて、 “ローブラス” に対する愛がすごい。梅田にあってよかった🙏

イーストマンテューバのフェアが明日から開催の予定で、店の前が箱だらけ📦 すごい量を仕入れている模様。ジャズトロンボーンフェアも開催中なので、トロンボーンも非常に増えていた。見ていて楽しい。

レッスンで面白かったこと

中路英明氏は、かの有名な熱帯JAZZ楽団のトロンボーン奏者である。今回のレッスンでは、中路氏が普段からやっているウォーミングアップや、過去に自身が経験したアドリブ練習などが中心であった。

(アドリブの方はもっと勉強がいるなと思う一方、最後のセッションで「あっハマった」と感じる瞬間があったのは良かった)

他ジャンルのプロとの類似点

面白かったのが、異なるジャンルで活躍していた、テューバ奏者のレジェンド、ロジャー・ボボ氏が、まずはじめにやるべきと仰っていた練習に極めて近い視点からの練習をオリジナルで編み出して普段から取り入れていることだった。

当然ながら、両者でその練習をする際の音形や方法は異なるけれども、根底にあるモチベーションに共通の考えがあると感じた。経路は違えど、極めるとたどり着く先は近いのかもしれない。

演奏法は各々の最適解を探せ

演奏法に正解なんてない、あるのはその人にとっての最適解だけだ、という言葉もその通りだなと感じた。

どうしても中学吹奏楽のような部活であるとこうしなければならない(マウスピースで絶対にバズィングしてウォーミングアップしないといけない、等)というグローバルスタンダードみたいなものがあった。一方、変態的なプロ奏者だと完全にそのスタンダードを逸脱した吹き方をする人も少なくない。

そう行ったスタンダードを踏襲してもいいけれど、より大事なのは、自分が今どう吹けているかを(録音などして)確認しつつ、理想もしくは真似したい演奏と何が違うのかを突き詰めていくことだ。その結果、最適解が人によって違うのは当たり前だよね。ということである。

結局、兎に角やるしかないよね(効率を考えたりする必要はあるけど)、という身も蓋も無い話なのかもしれないが、そのやる/やらないがデカいんだなというのを痛感した。

もっと練習しよう

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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室(NAIST-UBI) 助教 / 吹奏楽団 インプリメーレ / Code for Ikoma / Code for Youth