新紙幣に思ふ

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3 min readApr 9, 2019
NHK NEWS WEB : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190409/k10011878161000.html

新年号が発表されたのも束の間、新紙幣が発表され話題になっている。もっぱら、多くの人の反応は、

  • 肖像の人、誰?
  • 数字のフォントがダサすぎる

というものだった。前者は調べれば良いのだが、後者はたしかに賛否両論ありそうなデザインではあると思う。

今発表はあくまで「イメージ画像」なので、デザインは変わるかもしれない。

海外を意識したデザイン?

今回の新紙幣の大きな特徴が、デカい算用数字(アラビア数字)である。これまでは、漢数字がメインに据えられていたのに対し、今回は逆転した形になる。海外からもっと多数の人が訪れることになるので、使いやすい・分かりやすいデザインを目指したように見える。

何となく親近感があると感じたのは、恐らく「ユーロ」っぽいからだと思う。あれは数字がデカくて分かりやすい。ただ、ユーロとは異なる点が、日本円は “ゼロ” の数が多いことだ。この場合、大きいと逆に見にくいかもしれない、と個人的に感じた。

今まで気にしたことがなかった紙幣のフォント

指摘されていた中で、興味深かったのが、一万円札と千円札の数字「1」の上部の折れ曲がりが “あるか” “無いか”、という点である。確かに気になった。

のだが───…

実は現行の紙幣も異なっているということを今日知った。何なら現行紙幣は、表裏で算用数字のフォントが違う。

なんと、今ではすっかり見なくなった二千円札(もしかして、今回で二千円札は絶滅する?)においては、四箇所に書かれている数字が全て異なるスタイルとなっている。

おもしろい!

同じ紙面でフォントやスタイルを変えることで、視認できる可能性を増やしたりしてるんだろうか…。また調べてみたい。

他に気になったこと。小窓みたいな感じで、肖像がひょこっとしてるのはオシャレなんだろうか…? あるいは、角度によって見える系のやつなんだろうか。

あと、裏面のデザインいいよね!千円が特にいい感じ。好き。

ともあれ、新紙幣が発行されるのが楽しみだ。

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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室(NAIST-UBI) 助教 / 吹奏楽団 インプリメーレ / Code for Ikoma / Code for Youth