新年号が発表されたのも束の間、新紙幣が発表され話題になっている。もっぱら、多くの人の反応は、
- 肖像の人、誰?
- 数字のフォントがダサすぎる
というものだった。前者は調べれば良いのだが、後者はたしかに賛否両論ありそうなデザインではあると思う。
今発表はあくまで「イメージ画像」なので、デザインは変わるかもしれない。
海外を意識したデザイン?
今回の新紙幣の大きな特徴が、デカい算用数字(アラビア数字)である。これまでは、漢数字がメインに据えられていたのに対し、今回は逆転した形になる。海外からもっと多数の人が訪れることになるので、使いやすい・分かりやすいデザインを目指したように見える。
何となく親近感があると感じたのは、恐らく「ユーロ」っぽいからだと思う。あれは数字がデカくて分かりやすい。ただ、ユーロとは異なる点が、日本円は “ゼロ” の数が多いことだ。この場合、大きいと逆に見にくいかもしれない、と個人的に感じた。
今まで気にしたことがなかった紙幣のフォント
指摘されていた中で、興味深かったのが、一万円札と千円札の数字「1」の上部の折れ曲がりが “あるか” “無いか”、という点である。確かに気になった。
のだが───…
実は現行の紙幣も異なっているということを今日知った。何なら現行紙幣は、表裏で算用数字のフォントが違う。
なんと、今ではすっかり見なくなった二千円札(もしかして、今回で二千円札は絶滅する?)においては、四箇所に書かれている数字が全て異なるスタイルとなっている。
おもしろい!
同じ紙面でフォントやスタイルを変えることで、視認できる可能性を増やしたりしてるんだろうか…。また調べてみたい。
他に気になったこと。小窓みたいな感じで、肖像がひょこっとしてるのはオシャレなんだろうか…? あるいは、角度によって見える系のやつなんだろうか。
あと、裏面のデザインいいよね!千円が特にいい感じ。好き。
ともあれ、新紙幣が発行されるのが楽しみだ。
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