2018年末に正式リリースされた Flutter ですが、いろいろ触ってるうちにちょっとずつ分かってきました。「Flutter ﾁｮｯﾄﾃﾞｷﾙ」には程遠いですが。壁にぶち当たりつつ解決して成長していくのは楽しいものです。
UI周りだけを書けるのかなぁと思ってたら、カメラからネットワーク通信からセンサから地図から、なんでもプラグインがあるので「ネイティブコードで書く場所なくない！？」と感じるぐらいに Android/iOS 間のコードの共有が可能っぽいです。スゲーー！
とはいえ、まだまだ歴史の浅い Flutter、いろいろと不具合まみれです。
小人現象問題
勝手にそう呼んでるだけです。例えば、変なコンパイルエラーが出て幾らやっても直らない、諦めて、放り投げて別のことに逃げるわけです。しばらくした後、コンパイルを試すと何故か通る。小人さんがきっと直してくれたんだな。まさに小人現象です。知らんけど。
めっちゃ大事な機能バグってる現象問題
めっちゃ大事な機能がまだ Github の issue（解決しなきゃならない問題）に挙がったままです。挙がったままというか、他にも色々ありすぎて手が回ってないのだろうか…？
たとえば、これ
みんな大好き Google Map のマーカーのタップイベントの取得が機能してません。わーい。まさに使おうと思ってたんだよね、その機能。なおタップイベントは発生しているので infoWindow は表示される模様。
たとえば、これ
iOS でビルドすると、Google Maps のカメラポジションがおかしい（中央座標が左上になっている）。
- 初期位置に設定したところが左上になる。
- 自分の現在位置を中心にしようと思ったら自分が左上のギリギリのところに表示される。
- マーカーをタッチしたときに、マーカーが “画面中央” に来るアニメーションが実行される、と思いきや猛スピードで画面外に吹っ飛ぶ。
わりとコアな機能だよね…。
こんな状態を味わえるのは今だけ？
可能性を感じるツールキットではあるのですが、ご覧の通り、とてもよい「未完成感」ですね。界隈のオープンソース系エンジニアにとっては、まさに世は大コミット時代！って感じなんでしょうか。
今は、未完成感を楽しみつつ、力を蓄えようと思います。
☺︎
