The Legend of Zelda – Breath of the Wild が、たった7千円でプレイできてしまう件について

yukimatJP
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3 min readJan 21, 2019

ドイツいる時にずっとやりたかった「ゼルダの伝説」最新作、Breath of the Wild (BotW) を年末の PayPay祭に乗じて購入した。残念ながら全額チャレンジには失敗したが。

ユーザの思考を考え抜いたシステムが凄すぎる

まずゲームを始めて驚くのが、ユーザの思考を考え抜いたシステムである。当然Nintendo Switchのゼルダシリーズは今までになかったわけだから、新たなコントローラでの操作にはある程度の慣れがどうしても必要となる。

そんな中、BotWは「あれ?これってどうやるんだっけ?」とユーザが感じる瞬間を見計らって、自然な形で使い方を知ることができるようにうまーーーく設計されている。このタイミングは早すぎても鬱陶しいし、遅かったら間延びしてつまらなくなってしまう。これの調節が絶妙なのだ。

ユーザの行動・世界の状況に合わせた最高のBGM

これも凄い。基本BotWは環境音が主体なのだが、そこからユーザの行動または世界の状況、あるいはその両方に合わせて音楽がシームレスに変化していくインタラクティブミュージックを採用している。これが最高すぎる。

それに関しては以下の記事が分かりやすい。

体感としては一つとして同じパターンのBGMはなくまさに自動生成されているような感覚になる。しかも自分のアクションに応じてである。例えば、戦いが佳境に差し掛かると徐々に盛り上がってきて、倒した瞬間にピークを迎えBGMが終わる。UX爆上がりである。

これはやってみるのと、動画を見るのとでは明らかに違う感動がある。ぜひやってみてほしい。

これが7千円で遊べてしまって良いのか??

コスパが良すぎるよ、Nintendoさん。BotWは普通にプレイしていたら100時間以上は遊べるぐらいのボリュームはある。つまり1時間70円である。

これからもソフトを買って貢献しつつ、Nintendoを応援しようと思うのであった。

🐴

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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室(NAIST-UBI) 助教 / 吹奏楽団 インプリメーレ / Code for Ikoma / Code for Youth