妻との話–妻がアインシュタインを知らなかった話、織田信長、地球の女性人口は50万人、水が沸騰する温度。器用な妻、不器用な夫。

最近、妻が言った。

「アインシュタインって何した人?」

って。

僕は多少びっくりしつつ「相対性理論を見つけた人だよ」と説明した。

「それは、織田信長を知らないって言うぐらいのレベルの話だよ」と、僕は続けて説明する。

すると妻は言った。

「織田信長って何した人だっけ?」

って。

いや、僕も歴史に詳しくないから、織田信長レベルでさえ、実はざっくりとしたイメージしかないんだけれども。

ところで、その他の話もある。

「地球の女性人口って、50万人?」

70億を2で割る計算を間違えたらしい。

僕は半分愛おしいような、半分悲しいようなトーンで「かわいそうにねぇぇぇ、算数ができないんだねぇぇぇぇ」と言いながら、くしゃくしゃと妻の頭をなでた。妻は笑って喜んでいた。ように思う。

「水って何度で沸騰するの?」

答えは100度。

沸騰の温度はそもそも水基準だから。

そんな妻だった。

ちなみに、就職前の社会の100問テストでは、一夜漬けの暗記で100点を取ったことがあるらしい。

器用な人にはよくある話

って。そう話した。

なんでも器用にできてしまうからこそ、たとえば必要のない知識なんかは、いちど覚えると、まったく身につかなかったりする。

やはり僕とは逆のタイプだ。僕は物覚えがそんなに良くないし、容量も良くない。なので物事の理解には、着実な歩みが必要。だけどわりと、忘れにくいとは思っている。

まあ、アインシュタインの名前を知らなくても死にはしない。

「えっ、知らないんだ」って思うだけ。

そういえば、アインシュタインの母国でも若年層の間では、アインシュタインの知名度は50%を切っていると何かの記事で読んだような気もする。

なにかとネタになる妻だった

話のネタには事欠かない。