テディベアの発祥地 Steiff

yukimatJP
yymat
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7 min readNov 19, 2017

日本では有名な「クマ」のぬいぐるみ、テディベアがドイツ発祥って知ってましたか?

その中でも世界的に有名なのが、元祖テディベアメーカー Steiff(シュタイフ)です。今回は Steiff の本社に足を運んでみました。

① Steiff はどこにあるの?

Steiff の本社は、南ドイツの都市 Giengen an der Brenz(ギーンゲン・アン・デア・ブレンツ)にあります。

Ulm から電車(DB)で、30〜40分程度北上したところにあります。

ウルムから電車(RB)で30分程度の場所にあります。

Steiff は、Giengen (Brenz) 駅から、徒歩10分程度のところにあります。
街の至る所に案内板が立っていたり、足跡があったりするので、迷わずにたどり着けるでしょう。

日本人観光客も多いためか、案内板は日本語でも書いてあります!

Steiff Muesum
開館時間: 10:00〜18:00
住所:Margarete-Steiff-Straße 1, 89537 Giengen an der Brenz
Webサイト: http://www.steiff.com/de-de/fascination-steiff/the-museum

工場は駅から見える程の近さ。入り口は裏側。

② Steiff のお膝元 Giengen

Giengen は、まさに「Steiff のお膝元」というに相応しい、クマだらけの街です。歩道の路面には、クマの足跡が描いてあったり、街の中心外の各店先にはクマのオブジェが立っていたりと。とにかくクマだらけ。

クマ、テディベア好きにはたまらないかもしれません。

路上にクマの足跡があったり、街中にクマが…

③ Steiff Muesum へ!

Steiff Museum は、Margarete-Steiff-Platz から見える円筒形の建物です。

ガラスの回転ドアから中に入ると、右手に受付と公式ショップ、左手にレストランがあります。

行ったときは回転ドアが壊れていて横のドアから入りました

この円筒形の建物がMuseum。

受付

Museum は、グループごとに案内される形式となっています。まずは、受付でチケットを購入し、入口付近で待っていると、案内されます。

チケット料金
・大人: 10 EUR
・学生: 8 EUR
・シニア(60歳〜): 8 EUR
・子供(6〜17歳): 6EUR

アトラクションエリア

まずは、アトラクションエリアへ。
部屋に入る前に言語を聞かれます。なんと日本語の設定もあるんです!

ここは、アミューズメントパークのアトラクションのように一連のストーリーがあり、部屋をどんどん進んでいくというものです。

ストーリーは Steiff の歴史 + α みたいな感じです。

なかなか、このアトラクションが良くできていて(かなり大規模な仕掛けもある)、結構楽しめます。

ちなみに出て来る動物たち、全て Steiff のぬいぐるみ…!
色んな種類があるんですねぇ。

Steiff のぬいぐるみたちが作り出す独特な世界
360度ぬいぐるみ

展示エリア

アトラクションエリアを出ると、展示エリアが広がっています。こちらも様々な動物を「見たり」「触ったり」「乗ったり」することができます!

いずれも Steiff タグの付いたぬいぐるみ。
360度ぬいぐるみに囲まれてる感じです。

ちなみに、この巨大な蛇にもタグが。
360度ぬいぐるみ、再び。
くまもん

Steiff はかなり多くコラボしているらしく、なんとくまモンも展示されていました。

クマなら何でもありか!

ちなみに、ハリポタやディズニーともコラボしている模様。

手広いな。

③ Steiff ショップは2つある

Steiff Museum には、通常ショップとアウトレットショップの2つの公式ショップがあります。

公式ショップ

受付の右側(Muesumの出口)には、公式ショップがあります。

展示されていたぬいぐるみや、安価なものから超高価なものまで。非常に幅広く取り揃えられています。

ちなみに、この公式ショップでは、日本で買うよりも 4割ぐらい安い値段で購入することができます。

クマ、くま、そして熊。その他の動物も。ちなみに一番左のテディベア(2017年限定)は、159 EUR でした。

公式アウトレットショップ - Steiff Factory Outlet

アウトレットショップは Museum の建物(円筒形の建物)を出て広場右手にあります。目の前にクマのオブジェや看板があります。

「公式がアウトレットショップ?」 と思うのですが、それには訳が。
Steiff のテディベアは「非常に高価」なことでも有名なんだそうです。

キーホルダーサイズ: 3,000円
小さいテディベア: 5,000円
よく見るサイズ: 10,000円
季節限定: 20,000円
限定品: 100,000円

みたいな感じです。マジカヨ。

そこで、アウトレットショップを見に行くと、半額とか7割引みたいなとても安価にテディベア等を購入することができます。

まあ、それでも 5000円 とかするんですけどね…

アウトレット品は何が違うの? と見て回りましたが、品質的には何が違うのかがあまりわからない感じでした。

型落ちとかそういうことなんだろうか…。

左耳についているこのタグが Steiff の証

見つけた違い
Steiff のぬいぐるみは、そのある証である「ボタン・イン・イヤー + タグ」が左耳についています。

しかしながら、アウトレット商品の多くは、タグにわざと穴を開けてあったりタグがなかったりといった、通常品との差があるようです。

ただ、通常品と同じようにタグがついているものもあり、どういうルールで穴が開いているのか…この違いもよくわかりませんでした。

④ 選ばれたのはハリネズミでした

せっかく来たので、何か買おうと思っていたので、色々と探したのですが…。選ばれたのは、ハリネズミでした。

公式ショップの中で、一番可愛いのがコイツでした。
可愛すぎかよ。

可愛すぎる。

⑤ ちなみに他の観光地は?

特にない模様。ほんとに Steiff しかないっぽい。

ぬいぐるみ好きの方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室(NAIST-UBI) 助教 / 吹奏楽団 インプリメーレ / Code for Ikoma / Code for Youth