Piccolo Romana :一番町の暗闇にひっそりと光るイタリアン専門店。21時までは予約制で、遅い時間はアラカルトもOK

Ikechan
いけちゃんブログ 松山食べ歩き
3 min readApr 27, 2017

MBGB(松山B級グルメブロガーの会)から不穏な独立運動を企てているグループへの潜入に成功した私は、彼らがkeep onに移動すると言うので、黙ってついていきます。ところが途中で見つけたPiccolo Romanaに突入すると急に方針が変わります。

夜は上記コースだけですが、9時以降はアラカルトになるらしく、6軒目と言うのに勢いが落ちません。どうやら私を満腹にさせ、泥酔させて巻いてしまおうと作戦だと気がつき、笑顔の奥に警戒心を隠し同行します。

金時芋入りカルボナーラ

たっぷりのオリーブオイルとビザがクリーム状にパスタにまとわりつき、ベーコンが深みを、黒コショウが香りに刺激を与えています。甘い金時とのコンビネーションも抜群で、さすが専門店の作るイタリアンは一味違います。

オリジナルピッツァ

カリッカリの生地にたっぷりの野菜と、これでもかの粉チーズ。熱々を口に運ぶといろんな食材の味が一気に広がり、鼻腔を吹き抜けていきます。これ、グラスワインが進みます。

海老のアヒージョ

コロコロとしたエビがゴロゴロとオリーブオイルの海にグツグツ浮かんでいます。小さく切ったクラッカー上のパンに乗せ口に運びましょう。火傷しないようにゆっくりと噛もうとするのですがパンの部分がクリスピーなので強めに噛んでしまい、アツアツエキスの洗礼をうけます。パツパツに張ったエビが弾けオリーブの香りが広がるのです。

さて、独立派の面々は衰えることを知らず、再びkeep onに向かいます。どうにか酔いつぶれることなくついていく私ですが、この時にはまだ彼らの恐るべき陰謀には気が付いていないのです。

--

--