結論から言うと、いつも通りではだめです。
Amazonは一見アマゾン本体が販売しているように見えても、実はまったく違う会社が同じレイアウトデザインで販売できる仕組みを提供しています。メルカリやヤフオクを使っても、全部そのサービスのデザインで見せている感じと一緒。Amazonのデザインでたちが悪いのは、新品の商品が取り扱われていること、他社かどうかがパッと見でそれがわからないことです。詳細は割愛しますが、Amazonのシステム表示をこれらの詐欺業者がうまく騙していることにより起きている問題だったりします。真面目にやってるところはとばっちり。
なのでこの記事では浅枝がそもそもどうやってAmazonで買い物をしているのか、というのを細かく解説します。
Q. そう言われてもよくわからないし、浅枝の話いつも長いし記事読むのめんどくせーわ。と思った人へ
A. アマゾンやネットショッピングそのものを利用した買い物をしばらく(3ヶ月とか?)やめたほうが良いです。ヨドバシカメラなどのオンラインストアか地元のドラッグストア等リアル店舗で買い物をするようにしましょう。敢えていいますが今の事件が起きていて状況を理解できていない人はネットショッピングそのものに向いていません。詐欺られて個人情報抜かれてクレジットカードに謎の課金がされてLINE乗っ取られた!って一番なりやすい危ないところにいます。馬鹿にする気はないですが、マジです。カモられます。騙されてからでは遅いです。知り合いだからこそ騙されて欲しくないのです。
Q. 状況は理解した。でもよくわからない。何をすればいいの?どうすればAmazonでちゃんと買い物でできるの?ということを知りたい人
A. 販売者の表示に関して何種類かあるのでそれを必ず確認してください。ここから解説していきます。
商品紹介ページを見ていると、商品名、販売者が表示され、Amazonのレイアウトでカートに入れるが気軽に押せてしまいますが、ここの確認だけではダメです。例を上げて見ていきましょう。例えばこのページ。
【Amazon.co.jp限定】【液晶保護フィルムEX付き(任天堂ライセンス商品)】Nintendo Switch Joy-Con(L) ネオンブルー…
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N5QLOHD/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_lO..yb8QBWP3P
パッと見普通です。
商品名:【Amazon.co.jp限定】【液晶保護フィルムEX付き(任天堂ライセンス商品)】Nintendo Switch Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド
販売者:任天堂
「あー、Amazon.co.jp限定ってあるからアマゾンから発売されていて販売者も任天堂だから大丈夫か。よし買おう」と思うでしょ?
全然違うんです。
中にある小さな文字を見るとこう書いてあります。
「この商品は、ランダーが販売し、Amazon.co.jp が発送します。 この出品商品にはコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いが利用できます。 ギフトラッピングを利用できます。」
と表示されているわけです。これはAmazonが販売しているのではなく、ランダーという転売業者を発売元としたうえで、Amazonの発送システムを使って送付しているわけです。
なのでここで買ったら負けです。
「いや、どうしても欲しいから今回は転売屋から買うことにするよ。悔しいけど」
「転売屋の表示しかにないってことはAmazon.co.jpからは出品されてないのか・・・。正式発売まで待とう」
って思うでしょ?
ところがどっこいこのページで実は正式な定価のAmazonが販売するAmazon限定製品は購入できるのです。
それはここ。
ここの発売元:Amazon.co.jp と記載された ¥32,378の欄の「カートに入れる」を経由して買えば正規の値段で、Amazonから購入することができます。
ね? くそわかりにくいでしょ。
しかもAmazonから販売される定価の公式製品にも関わらず、専用ページとかがあるわけでもない。かろうじてプライム会員専用マーク(Amazon有料会員向けマーク)がついてはいるけど、安心できるような別ページに移動できるわけではないんです。
このページこそが「「「この商品」」」に関するAmazonの公式ページで、そこに色々な業者が「「「同じ商品」」」を出品している状態なわけです。Amazonからの直販も転売屋も一般業者もごっちゃにしたうえで。
なので、Amazon.co.jpからの正式販売で、定価で購入をするには全画面のうち
ここをクリックする以外に手段がない。
少し細かくなっちゃうけど、Amazonでは特典等によって製品のバージョン違いがあって、それぞれを違う商品として取り扱っている。なのでこの画面の時点でこのページ以外の商品である【通常版】等を選択することができる。
するとここにリンクする。
Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド 任天堂 https://www.amazon.co.jp/dp/B01NCXFWIZ/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_qcaazb8BPAZPX
でもよく見て欲しい。こっちの移動してきた商品ページは、販売元が別の業者になっているし、右側の欄にある「こちらからもご購入いただけます」にAmazon.co.jpの表記はなく、すべて転売屋が並んでいる状態になっているわけです。
なのでここからは買ってはいけません。
まとめます。
以後Amazon.co.jpの本家から買い物をするためには以下の手順を踏んでください。
1.欲しい製品のページを検索する。アクセスする。
2.「カートに入れる」はすぐに押さないことを心に決める。
3.この商品は◯◯が販売し・・・ という表記を探す。Amazon.co.jpが販売、発送し、という表記があったらOK。そうでなかったらAmazon本家ではないことを認識する
4.中央の表記が外部業者であった場合、右欄にある「こちらからもご購入いただけます」の欄に発売元:Amazon.co.jpがあるかを調べる
5.なければこのページにある商品はすべてAmazonではない別の個人や会社(転売屋含む)が売っていると認識する。
基本的に発売元 Amazon.co.jp以外の商品はAmazonでは一切購入しないようにする。
だってそう表記されていないものはAmazonからそもそも売られてないんだから。
以上となります。
上記を守っていただければまずは安全にAmazonライフを過ごせるかと思います。
まだ本当はあるんだけどね。ニュースになり始めているけどAmazon.co.jpよりも安いから、という理由で本家でないところから購入するとマジでやばいです。個人情報全部抜かれます。
繰り返しますが
Amazon.co.jp が販売、発送する商品のみを購入する
ということを徹底してください。
真面目にやっているAmazonで展開している小売店には申し訳ないですが、Amazon本体が対策を講じるまでは他の業者から購入するのはやめたほうが良いでしょう。
え?この記事が役に立ったって?
買い物の練習に、俺にプレゼントを送ってくれてもいいんだよ?
浅枝のほしい物リスト http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3L51YI19ENOQI/ref=cm_sw_r_tw_ws_t.aazbSTS3GM6
わはは。
最後に。
個人的に知り合いの方は不安なときはリンクと一緒にメッセください。サポートします。あとこの記事中にあるように、最初は買い方解説をしようと調べ物をしてたんだけど記事執筆中、Nintendo SwitchがAmazon.co.jpから正規値段で普通に発売されていて笑った。なので記事本体のネタにした。そしてうっかり二台目を買ってしまった。