今回、あまり意図しない転職であったため、いろいろと想定外のことも起こったのですが、私の今までのキャリアも含め、Twitterで就活して良かった点、苦労した点を書いていこうと思います。
新卒で某大手のネット企業に入ったのですが、働くということについて疑問を持ったのと、父がガンになり介護が必要などと家族の事情で2年間と半年間、実は実家手伝い(=実質ニート)という人から見たらだいぶアレな感じでした。
ここまで落ちぶれてしまうと、田舎の食品工場でお寿司にたんぽぽを乗せる仕事などが適切な感じなのですが、投げた人生を可能な限りリカバリーしてみようと思ったのでした。
今に至るまで
2014/4 ~ 2016/9 ニート時代
ProjectEulerなどをやったり、家族を病院に送り迎えしたり、地元のヤンキーたちと遊んでたりしていました。
2016/9 働いてみようかなと思う
機械学習については大学と大学院でそれなりにやっていたのと、新卒の会社である程度は理論と実装の双方をやった関係で、機械学習なら、まぁ人並み以上でやっていけると思いました。
当然で自明かもしれませんが、とにかく、どこの企業を受けても「信用ならない(直球)」というフィードバックをもらい、落ちます。面接官を超える知識などもあるのになぜ。。。と思っていたのですが、二年以上わけわかんないことをしていたら、信用出来ないですよね。
結果、なんとか入れた企業で糊口をしのぎながら、自分の能力を示すコンテンツの拡充を図る戦略を取ることになりました。ものすごい考えたのですが、ここからリカバリーするのは容易ではなく、githubとblogと可能ならば勉強会などでやっていくしかないのではないかと思いました。
2018/2 転職の機が訪れる
社内のSI派閥が強くなり、もう嫌になり、転職をしようと思いました。
TwitterではIkiriDSというイキリなDataScienceな人たちということで変な意味で有名であったので、Twitterで就活をメインにしていければなと思いました。(やり過ぎを反省しています)
一定の売名は成功していたのか、GoogleやPFNなどの超一流と呼ばれる企業さまにもお声がけ頂きました。
DeNA様に決めたのは、「同僚になる人のレベルが高い」+「ものすごい働き方の自由度」+「お金」という極めてまっとうな理由であったりします。
Twitterで転職活動して良かったこと
- 普段の荒ぶる私をみて、こりゃあかんという人は声をかけてこないので、フィルターが最初から働いている
- できることがgithub等で透明化されているので、できること、できないことが結構明確化されている
- 多くのデータサイエンス界の著名人とお会い出来、とてもためになった
Twitterで転職活動して悪かったこと
- Twitter芸人と思われ実力が足らないと思われることがある
- 発言が人によっては不快で、これが理由が落ちる(むしろ入社前に性格がわかるのでそれはメリットかもしれません)
今後のキャリアパスについて
- 野生のデータサイエンティストとしては、もういいかなって感じなので、エネルギーをまっとうな権威(アカデミアとか)に少しづつ分散する
- Kaggleや競技プログラミングにも注力し、自分のスキルの多様性を上げる
お金
エンジニアが一つの会社の社内でキャリアパスを形成して、お金を上げていくのはしんどいので、転職しかないという悲しい現実があります。
終わりに
Twitter就活はリクナビや転職サイトよりミスマッチが少ないと感じます。皆様も、やってみたらどうでしょうか。