違法ダウンロードで逮捕される方法
BitTorrentやWeb割れなどを使って逮捕されるには?
違法ダウンロードは違法行為であり、発覚すると逮捕に繋がります。違法ダウンロードをしている皆様がその行為を悔やみ、反省したときに逮捕されやすくなる方法、そして逮捕がされにくくなってしまうバッドノウハウをご紹介します。
生IPでダウンロードする
VPNを通さないで、あなたのIPアドレスをさらけ出したまま、そのままWeb割れやBitTorrentでダウンロードすることで、逮捕に少し近づくことが可能です。
ノーログVPNというVPNサービスがあり、これはログを残さないと公言しているVPNサービスです。このノーログVPNを使うと、逮捕が難しくなってしまいます。
ノーログVPNで有名なところでいえば、ProtonVPNやMullvadといったサービスがあります。これらはMozillaと協力関係にあった過去もあり、警察に秘密を漏らす可能性が低くなってしまうので、逮捕されることを望む方はこうしたノーログVPNを使わない方が良いでしょう。
適切でない設定でノーログVPNを利用する
キルスイッチ
ノーログVPNを使っても、適切ではない方法で使うことで逮捕されることができます。例えば、VPNソフトにあるキルスイッチ(killswitch)などを使わないと、VPNが切断された時に、VPNを使用しないインターネットに切り替わるでしょう。キルスイッチを使わないことで、捜査を容易にすることができるでしょう。
例えば、あなたのインターネット回線を意図的に切断し、VPNを切断させ、次にインターネット回線を繋ぎ、VPNが再接続される前にあなたが違法サイトに生IPで接続すれば、警察側は証拠を手にすることができます。
違法ダウンロードしたソフトウェアからのIP漏れ
あなたが違法なソフトウェアやエロゲーなどを nyaa.si などを経由し、トレントなどでダウンロードしたとき、そのエロゲーを生IPでプレイすることで、逮捕に近づくことができるかもしれません。
いくつかのソフトウェアは、起動中に制作元のサーバーと通信することがあり、それをVPN経由でないPCやスマホで作動させると、生のIPを制作元に知らせることができます。
また、そういった違法サイトでダウンロードしたソフトウェアはマルウェアが埋め込まれていることもありうるので、スタンドアロン(インターネットにつなげていないオフライン状態)のデバイスで動作させると、逮捕される可能性が減ってしまいます。確実にLANケーブルだけでなく、Wifiもつないでおきましょう。
また、Sandboxieや仮想マシンなどの利用も避けましょう。これらは、インターネットをブロックする設定が可能なため、逮捕のチャンスを逃す原因になります。
Torrentの設定
qBittorrentは非常に軽いTorrentソフトウェアで、いろんな違法著作物をダウンロードし警察に逮捕されるのに都合の良いものです。以下にqBittorrentのよくない設定を挙げますので、参考にしてください。
例えばProtonVPNを利用している場合、ネットワークインターフェースをProtonVPNのデバイスに設定すると、そのProtonVPN経由からしか通信ができなくなります。つまり、ネットワークが切断され、仮にキルスイッチが効かなくなった時は、他のインターフェイス(WiFiや物理LANポートなど)のネットワークが使えなくなります。
また、画像にあるように「バインドする任意のIPアドレス」を「すべてのIPv4アドレス」にしていることもよくないポイントです。これは、IPv6などの他のアドレス経由でIP漏れを防ぐという「警察に逮捕されたくない」設定ですので、おすすめしません。
以下の「μTP-TCP混合モードのアルゴリズム」の設定は逮捕されたい方もされたくない方もお勧めします。
これはダウンロードが高速になる設定です。高速になるのは逮捕されるされない派のどちら派にも得することでしょう。
以下は非常に重大な設定です。このように設定してしまうと、逮捕がされづらくなってしまうでしょう。
暗号化は気休めですが、暗号化を必須にしておくと中身が警察にわかりづらくなって、逮捕されるには都合がよくないでしょう。
DHT(分散ネットワーク)やピア交換(PeX)は無効にするとダウンロードが遅くなるでしょう。
ストレージ暗号化
暗号化を行なうという最悪の設定についてご紹介します。
ファイル単体の暗号化 vs ストレージ全体の暗号化
ディスクを暗号化してしまうと、警察にわたる証拠が減ってしまうでしょう。逮捕されないようにしている犯罪者は、しばしばWindows BitLockerやVeraCryptなどでデータを保存するストレージを全暗号化します。
普段はファイルを暗号化し、ファイルを使ったり、見るときだけ暗号化を解く(復号化と言います)犯罪者もいますが、ファイルを復号化するときにはハードディスクの未暗号化領域に一時ファイルが残るため、逮捕に近づくことができます。逆に一部ファイルや一部ディスクだけではなくディスクの全領域を暗号化することは、逮捕の確率を減らすことになります。
BitLockerはWindowsのPro版にしかないですが、わかりやすさがあるため、個人情報を扱うビジネスシーンから犯罪者まで様々なユーザーに使いやすいのかもしれません。
犯罪者は、データドライブ(D:やE:など)だけではなく、システムドライブ(C:)を暗号化することが多いようです。なぜなら、「最近使ったファイル」などはシステムのCドライブに残ることが多く、データだけを暗号化しても、違法ファイルがあるという手掛かりは残るからです。
違法ファイルを暗号化したデバイス以外で扱う
違法ファイルを、暗号化していないデバイスで見るようにしましょう。例えば暗号化したデバイスでTorrentのダウンロードを行なっても、暗号化がされていない他のノートPCなどで視聴すれば、そのPCに履歴が残ることも多いです。それは逮捕につながる素敵な証拠です。
ロックを設定しない
違法にダウンロードしたエロ漫画などで抜いた後、PCをロックせず、お風呂にそのまま入るなどしましょう。そのタイミングで警察が訪問すれば、ロックされていないPCにアクセスし、警察のデジタルカメラで証拠が押さえられるので、有罪判決が出されやすくなります。
スクリーンセーバーで自動ロックをすることはやめましょう。
また、シャットダウンしてしばらくすると、暗号化されたデバイスを復号化するキーがメモリ上から抹消されるため、NSAですらコールドブートアタックができなくなるため、警察程度のPCスキルでは逮捕が難しくなるでしょう。
NSAレベルになるとメモリを解析することが可能なので、逮捕を避けたい大物犯罪者は、ロック付きのスリープや、電源を入れたままロックをして放置するよりは、PCから離れるときにはシャットダウンすることを好みます。
データドライブをネットワーク共有するかしないか
逮捕がされやすくなる行為の一つとして、違法データが詰まったデータドライブをネットワーク共有することが挙げられます。パスワードをかけず、あるいはかけてもできるだけ簡単なものにして、ネットワークに公開しましょう。
ウイルス感染したPCを使い続ける
ウイルスに感染したPCは、国家権力によるウイルスやマルウェアを仕込まれている可能性が考えられるので、そのまま使い続けることをお勧めします。
Windowsアップデートやソフトウェアのセキュリティアップデートをやめましょう。
ウイルスやマルウェアを効率的に動作させるため、SandBoxieや仮想マシンを使うのはやめましょう。これらのソフトウェアはウイルスをサンドボックスに閉じ込めておくものであり、ウイルスやマルウェアの動作を防いでしまいます。
周囲に違法行為を知らせる
違法行為をしているPCを普段使いしないのですか?もったいない。そのPCを持って大学や会社に行き、発表の際にトレントの画面を見せつけましょう。Zoomの画面共有にさりげなく映り込ませましょう。
違法ダウンロードをしているスクショをTwitterに貼って自慢したり、していることを公言しましょう。一番仲の良い友達にも自慢しましょう。仲が悪くなったら、警察にタレ込んでくれるでしょう。
Twitterに色々なコンテンツの感想を書き込みましょう。今は売っていないソフトやどこでも配信されていないアニメ。どこで手に入れたのか、不思議に思った人が違法行為に気づいてくれるかもしれません。
様々なデバイスに違法行為の痕跡を暗号化せずに残し、有罪へつながる道を違法行為という名の石で舗装しましょう。
最後に
システムがどうやって動き、警察が何を元にして捜査をするのか、そして何の法律に基づいて検挙するのか、何もわからないまま違法ダウンロードを続けると、おめでたく逮捕され、後々に反省することになります。
違法ダウンロードや著作権法違反に関連するニュースを見ないでください。それらのトレンドを追わずに、無知のまま対策をせずに逮捕されましょう。
ProtonVPNなどのサービスは英語で書かれ、難しいかもしれません。機械翻訳や辞書を使う努力をせずに、それらのサービスを使わないで、大人しく逮捕されましょう。ドキュメントやヘルプを読まず、これで良いだろ!となあなあに違法ダウンロードを続けて、逮捕されましょう。
逮捕されてください。それが私の願いです。