iOSアプリエンジニアがUnityではじめるOculus Goアプリ開発
こんにちは、田畑(@nerd0geek1)です。
こんなツイートをしてしまうくらいOculus Goが面白かったので、実際にUnityとAndroidの勉強を始めました。
note.muでも色々書いていましたが、実装に関する内容はmediumにまとめていこうと思い、アカウント作りました。
今回は、新規プロジェクトの作成からOculus Go上でビルドするまでをまとめていきます。
Unityのダウンロードはこちらから↓
プロジェクトの作成
さっそくプロジェクト作ります。
Unityを起動し、Newから
3Dのテンプレートを利用してプロジェクトを作成
プロジェクトができたらFile > Build Settings
を選択し
PlatformをAndroid
に変更。
Platformの変更が済んだらPlayer Settings
を選択し
XR Settings
を変更していきます。
※XR(Cross Reality)とは、AR/VRなどの総称。
Virtual Reality Supported
にチェックを入れ、Virtual Reality SDKs
にOculusを追加。
先程の画面に戻り、Build
をクリック。
ここではエラーでビルドが失敗します。
Unityでは、Bundle Identifier
が初期状態のままではビルドできないとのこと。Other Settings
を選択し
Identification > Package Name
を確認。
これが初期状態の com.Company.ProductName
となっているので、適当な値に変更します。
今度はAPI Level(iOSで言うところのDeployment Target)
が低すぎるというエラーです。Oculus GoはAPI Level 19以上を要求しているとのことなので、赤線部を選択し
API Level19を選択します。
ここで再度 Build
をクリックすると apkファイルのビルドに成功し
Oculus Goの中にもインストールされているのが確認できます。
起動すると、Unityプロジェクトが開きました!
まとめ
今回はUnityプロジェクトの作成から、Oculus Goへのインストールまでをサクッと解説しました。
次回はUnity用のgitignoreの設定を簡単に確認し、実際にプロジェクトを作成していきたいと思います。