Oculus Goを買ったら世界が変わった
みなさんOculus Go買いましたか?私は先週末に買ったのがやっと届きました。
買ってからオススメされたコンテンツをひととおり試したら、VRに対する印象がこれまでと大きく変わったので、それについて書きます。
6/13追記 : このブログのその後についても書きました。
不満な点
最初に不満から書いてしまいます。そんなに多くないのですが、一応いくつかあります。
文字入力系は弱いです。キーボードが日本語対応してません。
あと音声認識による入力もできません。ブラウザでいろんなウェブサービスに入る際に1Passwordが使えないのもストレス溜まります。パスワードをいちいち覚えてないので、Goを外しながら入れるのは面倒です。
Goを起動してる最中に友達に簡単にテキストベースで連絡する手段がないのもちょっと不満です。すぐにOculus Roomsの招待を受けられない場合にメッセージを送れるとよさそうですね。
でも不満はそれくらいです。
ブラウザ
ブラウザはAndroidのChrome相当の機能が揃ってます。プライベートモードや複数ウインドウも完備。全画面表示は一部Web VR、動画コンテンツ以外では基本できませんが、全画面でなくても特大画面でブラウジングするのは気持ちいいです。
Googleストリートビューをブラウザから試すのがオススメです。以前はアプリから出来たようなのですが今はアプリは見当たりませんでしたが、ブラウザでも十分楽しめました。
Trelloも試しましたが、本物のカンバンの前にいるような感じで不思議な感覚でした、タスクを掴むのことができないのが惜しいですが、それができなくても新感覚で楽しいです。
価格
本当にこれはすごい。多くの方がすでに書いてるように、私も2.3万は安過ぎると思います。
ゲーム機じゃなくて、iPhone 12を2.3万で買えると思って買ったほうがいいです。ゲーム以外にできることが多すぎて、価格についてはヘッドマウントディスプレイやゲーム機よりスマホとかと比べた方がいい気がします。
超豪華ビーチリゾートやIMAXシアターを独り占めするような体験ができるので、プロジェクター代やホテル代と比べてみるのもいいかもしれません。
Oculus Rooms
Oculusの純正アバターコミュニケーションアプリ Oculus Roomsがヤバすぎます。最大4人まで友達のRoomに入って、コミュニケーションできます。
できることは以下
- 音声チャット(Roomsを立ち上げながら別アプリに切り替えられるので、たとえば別のアプリをやったりブラウジングしながら音声チャットができる)
- メディアの鑑賞会(動画、音楽などを再生可能)
- ゲーム対戦
- 部屋に展示されてる写真の鑑賞
- 部屋の模様替え(家具のレイアウトは変えられないけど、外の景色や部屋の色は結構細かく変えられる。外の景色が時間の経過とともに変わる演出は雰囲気が出てすごく良い)
上の写真は360度動画をRoomsで複数人で見てるところです。360度動画はスフィアを外から眺めるのと、中に入って一緒にみるの2つから選択できます。ジェットコースターとかに一緒に乗りながらRoomsできますよ。
何かを起動しながらRoomsで共有するみたいな、マルチタスクが手軽にやれるのがめちゃ未来。映画やアニメで描かれてる未来より未来感あります。
Epic Roller Coasters
基本無料のジェットコースターアプリ。Oculus Roomsで繋がってる友達と複数人で乗れますし、乗りながらVR上の自撮り棒で自撮りもできます。
これを体験したら、もう遊園地で長い時間並んでお金払って絶叫アトラクションに乗る必要ないなと感じました。
Virtual Virtual Reality
バーチャル リアリティの中でさらにバーチャル リアリティを体験するという設定が斬新なゲーム。
この世界にあるものを何でも触って掴んで運べます。コントローラーの操作で簡単にいろんな世界のいろんな場所にワープできます。
私はスーファミ時代から自由に世界を歩けるゲームが好きです。みんながファイナルファンタジーをやってるとき、ずっとサガシリーズをやってました。自由に歩けるのってめちゃよくないですか?
なのでソードアート・オンラインとかみたいに自由に肉体を動かせて世界を歩き回れるのがVRの進化の先なのかなと思ったけど、VVR触ったらワープ操作が快適でワープでいいじゃんと思いました。
別に歩く必要ない。肉体の制約に縛られない方が未来っぽい。
Sphere Toon
VR漫画。これもすごかった。VRだから当たり前だけど漫画の中で自由にアングルが変えられる。漫画の中に入ってる感が半端ないです。
Anshar Online
Oculus Goのローンチタイトルのシューティングゲーム。
テーマパークのアトラクションやIMAXの大作映画の体験を完全にぶっちぎってる超体験ができます。
ゲームバランスとかで詰めが甘いと感じる部分はあるけど、爆速で自由自在に空を飛ぶ感覚をリアルに再現していて、スターウォーズ好きがとても喜ぶと思われるゲームです。ミレニアムファルコンがドッグ・ファイトしてるのに非常に近い体験ができて、ゲームはここまで来たかと思いました。
ちなみに私もまだ試してないのですが、対戦もできるようです。
誰か対戦しましょう。
カタンVR
ボードゲームアプリ。遊戯王と(HUNTER×HUNTERの)グリードアイランドの世界がすでに実現してました。(「ブック」をやりたい人は、カタンVRで試せます)
死ぬまでに実現してるのを見れればいいなと思ってた世界が既に実現してて、2018年って思ってたよりずっと未来なのかもと思いました。
Mondly: Learn Languages in VR
語学学習アプリ。VR空間内でアバターと現実のような感覚で会話しながら語学を学ぶことが出来ます。対応している言語は現在30種類あります。
普通に実用的で便利。こういうのが学生時代にあったら、もっと楽しく語学を勉強できたのに…。
NextVR
スポーツ観戦アプリ。最高のアングルでスポーツを鑑賞できます。フェデラーの変態バックハンドスライスやメッシのドリブルがこのアングルから観れるのは楽しすぎます。
特にNBA鑑賞とは相性抜群。これ使ってたら僕もバスケもっとうまくなれてたかもしれない。
まとめ
Oculus Goが届いた週末は家にこもってOculus Goで会社の同僚と繋がってただけなんだけど、外出した人を全く羨ましいと思わなかったです。知らない海外に連続して行くくらい刺激的な体験の連続でした。
これだけ上質なVR体験が低価格で出来るとなると、出勤のような課題だらけの行為がこういうのに少しずつ取って代わられるのは間違いないと思うし、いい家に住んで部屋を飾る価値観とか飲み会や遊園地や旅行に行く文化も廃れるかもしれないな。
そのくらい可能性感じました。
可能性しか感じなかったので、自分でもVRコンテンツを作っていこうと思います。Omicroと連動するものも作りたいです。
詳しい方色々教えてください。よろしくお願いします。