カウンターパーティコミュニティーアップデート2016/06/06

IndieSquare_jp
3 min readJun 7, 2016

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隔週のカウンターパーティコミュニティーアップデートが更新されたので、概要を日本語でも紹介します。

エコシステム内のプロジェクトアップデート

Storj

6月1日にDecentralized and EncryptedというイベントにStorjチームが参加しました。またイベントに合わせてStorjのオープンβ版のローンチパーティを開催しました。その時の様子はこちらのビデオで一部確認出来ます。

また、「How Storj is increasing security exponentially」という記事を発表し、分散クラウドネットワークStorjのセキュリティとネットワーク効果について解説しています。

GetGems

GetGemsはクラウドセールで設定した最終マイルストーンを達成しました。広告を見ることでGemzトークンを受け取ることが出来る機能などが追加されています。アップデートの詳細、今後の展望などはこちらの公式記事に書かれています。

またPoloniexでのGemzトークンのトレードが中止になるという件ですが、コミュニティーから継続を希望する声が多くあり、Poloniexで継続される可能性もあるということです。

カウンターパーティに関するニュース

6月1日にカウンターパーティのSlackグループ上で公開コミュニティーミーティングが開催されました。

主なトピック

  • コミュニティー内の有志でアウトリーチグループを結成。カウンターパーティに関するニュース、アップデートをより密にメディアやジャーナリストなどと共有する。
  • 現在counterparty.ioのウェブサイトの更新を行っており、完了次第日本語、中国語などの翻訳バウンティーを設置予定。
  • カウンターパーティ上で登録されたアセットが5万個達成。また、もう少しで50万トランザクションのマイルストーンを達成します。

開発アップデート

P2SH

P2SHの本番公開に向けて準備が進んでいます。P2SHブランチはすでにCounterparty-libにマージされており、現在追加のテストが行われています。

順調に進めば、6月中にはP2SHがメインネットで稼働することになります。これによりカウンターパーティ上でマルチシグトランザクションを生成することが出来るようなり、色々な応用が考えられます。例えば、ビットコインとXCPのアトミックスワップが可能になると考えられており、すでにデモトランザクションがこちらのページで作成されています。

また、ブロックチェーンの外(オフチェーン)でトラストレスに大量の送金を手数料なしで実行できるマイクロペイメントチャネルの実装がカウンターパーティ上でも始まっており、将来的にトークンの送金にかかるコストや時間が大きく削減されることが期待されます。(マイクロペイメントチャンネルはStorjコミュニティーメンバーのf483がこちらのGithubページで公開しています。)

その他

他には、ドッカーシステムが見直されており、開発者がカウンターパーティソフトウェアを実行するのがより簡単になります。詳しくはこちらのページの情報を確認してください。

また、カウンターパーティへのEVM(Ethereum Virtual Machine)実装に関する追加情報は今週後ほど発表されますので、情報が公開され次第アップデートします。

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IndieSquare(インディースクエア)に関する公式アップデート