Ongaku

2009-7–20 日本で大人気を誇るタイトル「龍が如く」シリーズは北米での人気も高いのだが、「極道」を背景にしたこの日本ならではのゲーム設定。海外のユーザーに同等に楽しんでもらうために、緻密な翻訳作業が必要になるわけだが、シリーズを通してローカライズがなかなか実現されないという現状があるのはこのテーマ設定のためかもしれない。 今作の「龍が如く 見参!」では宮本武蔵を主人公に世界が繰り広げられるわけだが、日本のサムライをテーマにした内容という事で西洋のファン待望のローカライズにはさらに慎重な作業を要したようだ。音楽もまた、ロックの要素に古楽器を混ぜるという大変面白い仕上がりだ。今回の記事では「龍が如く」シリーズ制作に携わったコンポーザー、サウンドデザイナーの方々5名にお集まりいただき、シリーズを通してのサウンド制作についてお話しいただいた。 インタビューに参加いただいたのは、作曲家、庄司英徳氏。「龍が如く」シリーズの最新作がPS3にて進められているが、その音楽を担当しているのがセガのコンポーザー庄司英徳氏だ。さらに音楽制作会社ノイジークロークよりディレクターの坂本英城氏。 ノイジークロークより加藤浩義氏、いとうけいすけ氏、湯川強氏の三名もそれぞれ今作のサウンドを手がけ、それぞれのお仕事についてお話しいただいた。ゲーム「DANCE DANCE REVOLUTION」のダンスミュージック作曲を担当した加藤氏は今回主にミニゲームの音楽を担当。遊女のシーンを担当した、いとう氏はゲーム「銃声とダイヤモンド」の音楽もソロで担当し、サントラが先日リリースとなっている。ゲームの要素でも重要な、効果音部分を担当した湯川氏は「龍が如く2」よりシリーズの制作にサウンドデザイナーとしての重要な役割を担っている。

『龍が如く 見参! 』サウンド制作者インタビュー
『龍が如く 見参! 』サウンド制作者インタビュー

2008–11-11 PlayStation2専用ソフトウェア『龍が如く2』では主人公「桐生一馬」をとりまく極道社会による計画犯罪の闇を描いた世界が繰り広げられる。今回はこの「龍が如く」の世界を演出する音楽を手がけた作曲家の中から株式会社セガの庄司英徳氏、そしてゲーム音楽制作会社ノイジークロークの坂本英城氏にそれぞれの音楽制作の裏側のお話を伺った。庄司氏は言うまでもなく、初代「龍が如く」から作曲を担当し注目を集めた動的でエネルギーにあふれたスタイルの音楽でファンをより一層惹きつける。今作から担当の坂本氏はノイジークロークの代表取締役を務め、そしてあの話題のゲーム「無限回廊」の音楽を手がけた。 欧米では現在、「龍が如く」シリーズ1作目から2作目へ進むという段階ですが、主人公「桐生」の新しいストーリーを欧米のゲームプレイヤーたちに向けて簡単にご紹介ください。 庄司英徳氏: 今作は1作目の「消えた100億」を巡る一連の事件から1年後のお話になります。 桐生は慎ましくも幸せな日々を送っていたんですが、東城会の5代目である寺田の死を切っ掛けに、様々な思惑や陰謀が渦巻く事件に巻き込まれて行きます。東城会の過去など、今まで語られなかった部分も徐々に明らかになっていきます。

『龍が如く2』楽曲インタビュー
『龍が如く2』楽曲インタビュー

2008–05-10 『オメガファイブ』はXbox LIVE アーケードサービスで楽しめる横スクロール型シューティングゲームである。その特筆すべきおもしろさは、なんと言ってもゲーム中にあの懐かしい16ビット 機のグラフィックやサウンドを模倣した「レトロモード」を搭載していることである。 先月日本ではこのタイトルのサウンドトラックがリリースされたが、このタイトルは斬新なレトロ回帰によって近年の横スクロール型ゲームのサントラには無い新しいスタイルを作り上げたと言えよう。 作曲家の岩月博之はこのアルバムを大きく三つの明確なカテゴリーに分けている。「ノーマルモード」「レトロモード」「アレンジバージョン」である。近年 のゲーム音楽の変遷を象徴するかのように、このアルバムはゲーム音楽界におけるサントラの常識を「過去に戻る」という形で覆したと言える。 タイトル「Omega Five」の制作にあたり、岩月さんはプロジェクトチームとどのように関わりがありましたか?開発の過程で音楽制作に直に影響を与えたチームの方針などはありましたか?また逆に音楽がグラフィック制作や実際のシナリオ開発に影響を与えたということはありましたか。

『オメガファイブ』楽曲インタビュー
『オメガファイブ』楽曲インタビュー