1週間1日3食スタバに通ってみた。

Yusukes
9 min readOct 25, 2017

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先週からいきなり1週間1日3食をスターバックスで食べるというチャレンジを行い、無事連続21食を終えました。

一番おもしろかったこと

今回このチャレンジをやるにあたって、周囲の人にもFacebookとかでも「1週間スタバ食べ続けます」って宣言してきました。そこで面白いように反応が二分しました。なんだそれ?っていうばかばかしい反応を示す人と、なにそれ?!面白いね!と言ってくれる人。だいたいこの人はこう言うだろうなというのがそのまま反映された感じで、もちろんぼくが好きなのは後者のような人です。

なにか仲間を募ってやろうとしたら、やりたいことと同じようなことを試してみた時の相手の反応を見て、自分と相手との相性を見るのもいいかもしれません。

なぜ1週間1日3食スタバをやったか

さてそれではなぜそもそもこんな「誰トク?」的なチャレンジをしたか。それは最近体型が気になってスタバだけ食べてればダイエットができると思って、、、

というのはすいませんうそですが、参考までに1週間スタバ食べ続けたらどうなるかというのをまずは紹介します。

総摂取カロリー: 11,189kcal

1日あたりの平均摂取カロリーは約1,600kcalでした。一般的に20代の男性の必要摂取カロリーは2,300~2,500kcalくらいと言われてるので(20代女性で1,800~2,000kcal)、少なめですね。基本は1食1ドリンク1フードだったので、甘いものが多くて太りそうなイメージとは裏腹にカロリーはそこまで高くないという結果でした。

痩せたか、太ったか?

結論を言うと、

体重は61.4kg→ 61.5kg

ほぼ変化なし。しかも正直に言うと、21食しっかりスタバを食べましたがそれ以外口にしなかったというとウソになります。飲みにいったり軽食を食べたりもしてました。もちろん個人差もあると思いますが、スタバ=太るは単なるイメージですね。ただ野菜を取れる機会が少ないので栄養面では心配です。

ちなみに使った金額はこちら。

総出費: 15,140円(税別)

脱線しましたがこのチャレンジを始めた本当の理由は3つあります。単なる思いつきという面も強かったのですが、この3つがあったから行動に移せました。

1. 注目されたいから

個人的に注目されたいというよりはポストしていく投稿や記事に人が集まってほしくて始めました。

スタバってもう日本ではとっくにおなじみですが、世界的にまだ注目する人がいて(アジアの女の子が日本限定のタンブラーを欲しがったりする)、そんなスタバを毎日見せ続けることで一定の効果があるんじゃないかと思いました。リーチやいいねなどFBの指標で言うエンゲージメントを増やし、ぼくも携わっているメディアJW Web Magazineへの流入も狙って書いてました。

今回は少し企画として普通すぎたり、リーチのしかたも特別なことは考えなかったので、もっと企画を立てれば面白くなったのかなと思いますが、今回はとにかく考える前に始めないと結局何もしないなと思ったので、とりあえず行動に移しました。

2. 1日の中にカフェタイムを設けたかった

仕事が忙しくて、飲みに行くから、スマホをずっといじってて、となかなか一定の時間を確保して「考える」ことって難しくなってきてるなと感じてました。

仕事のこと、仕事以外のことの振り返りの時間がほしい。自分のやりたいことやゴールについて考える時間がほしい。最近そう思うようになってました。

3. 簡単ではないことで短期的な達成感を得る

少し面倒なことだと「続ける」ということが最近できてないような気がしてました。何かを習慣化することが大事だと、いつか何かやろうと思ってましたが、多分そのいつかは永遠やって来ないと気づいたのかもしれません。

習慣化して継続する力ってなによりすごいって、大学受験のときに初めて気づきました。

ところが最近では、雨か、まあ移動もめんどくさいし今日はインドアだな、とか思っちゃうこともしばしば。何かをやろうとするとやっぱりやらない言い訳が先に浮かぶ、というのは誰もが経験したことがあることかもしれません。

とにかく今やらなきゃいつできるんだと思ったのも理由のひとつです。

スタバチャレンジして良かった5つのこと

1. 「考える」時間の大切さを再確認できた

上でも述べた通り、何かを集中して考えたいというのはこのチャレンジのきっかけにもなったことですが、やはりその時間は価値のあるものでした。

忙しい毎日で、さらにスマホ、TV、動画などの誘惑もあふれる状況では、なかなか静かに何かを考える時間って確保するのが難しいですよね。

以外と前に前に進みがちで自分を振り返る時間ってとれない。そんな振り返りをしてる間に少しでも仕事を進めたい、本を読み進めたい、趣味に興じたいと思うかもしれません。

仕事をガシガシ進める、本を読んで血肉にする、好きなことで息抜きをするってことを批判してるのではなく(むしろ大事なこと)、時間のバランスの問題で、振り返って自分と向き合う時間も確保したほうがいいんじゃないかなと。特になくてもいいものだから意識しない限り生まれない時間なのも事実ですよね。

でも最近考えた事ありますか?

当たり前になってるこの仕事の進め方でいいのか、そもそもなぜこの仕事やってたんだろうか、食べるため?とりあえず入社して続いてるから?好きだから?

そういう考え方ができただけでも今回は収穫だったと思います。

2. 自信が持てた

小さいことですが、こういう小さい積み重ねが大事なのかもしれないなと思います。

1週間という短いと言えば短い間でしたが、仕事もあり、台風もありで楽な条件ではなかったからこそ、この程度のことはもうできるんだという自信につながりました。

でも今回は周囲の人やこうやってFacebookとかで「続けます」って宣言してたことで、緊張感やいい意味で強制力が働いたんだと思います。この方法はオススメです。

3. トレンドに敏感になれた

スタバにはどちらかと言うとおしゃれやトレンドに関心のある人が集まるので、ファッションやトーク内容に注目するのはおもしろいことでした。

若者から意外と年齢層高めの人までいるんだー、お昼すぎに人減って2、3時頃からまた混みだすのかー、今のお年寄りって使う言葉も話題もポップだなー、ってことはこれから60とかに突入する人とかと話すときって特に気を遣いすぎないほうがいいのかもなあー、

など何気ない気づきがおもしろいポイントでもありました。

4. カフェに誘う口実ができる

こういう何かおかしなチャレンジをしてることで、カフェに誘うと付き合ってくれる人は多いんじゃないかと思います。

現にスタバはあまり好んで行かない同僚を誘うと付いてきてくれました。仕事の話、それ以外の話、いつもとは違う環境でしっかり話す機会が改めて設けられるのは貴重なことだと思います。

5. うまい1週間の過ごし方に気づけた

今回1週間スタバに行き続けて、それを発信するというのを続けてきましたが、他にもいろんなことをテーマにして1週間を意識して過ごすという「1週間プロジェクト」を続ければ濃密な日々を過ごせると感じました。

カフェすること自体は考えたり、何か作業したりする良い環境づくりのいち手段です。しかし写真をとったりカロリーなどの情報などを加えて発信してたことは少なからず労力が必要だったわけで、今後それを他のことに向けることもできると気づきました。

しかも自分の中で1週間プロジェクトを意識し続けることで良いアンテナが張れます。スタバを例にすれば、「あれ、おかわりコーヒーは150円に値上げ?」「スタバもついに登録すればポイントみたいの貯まるようになってるじゃん」などということにも気づけました。何気なくスタバに立ち寄っただけでは、そんな看板やパンフレットは見逃していたかもしれません。

なのでこの1週間プロジェクトは自分の中で続けて行こうと決めました。続けるチャンスだからです。ここで達成感とともに、とりあえずもう休憩しようと頭を休めるのは楽。ですがこのチャンス逃すのはもったいない。

今続けてきたからこそチャンス。マラソンで言うと走り出すのは辛いですが、最初の1キロよりも、1キロから2キロの間のほうがメンタル的にはるかに楽ですよね。やっぱり何事も始めるまでが大変だと思うんです。

本気でなにかを始めようと思ったら、声高らかにどこかで人に宣言しましょう。そして一度走ったら走り続けましょう。

おまけ

マイベストランキング

スタバで21食食べてみてうまい、もしくは改めてそのうまさを実感したものをランク付けしたいと思います。

フードベスト3

1. バターミルクビスケット

DAY 7 Breakfast>>

2. テリヤキチキンサンドイッチ

DAY 3 Lunch>>

3. 石窯フィローネ ハム&マリボーチーズ

DAY 1 Dinner>>

ドリンクベスト3

1. バニラクリームフラペチーノ

DAY 5 Lunch>>

DAY 7 Dinner>>

2. 抹茶クリームフラペチーノ

DAY 1 Lunch>>

3. ホワイトモカ

DAY 1 Dinner>>

最後まで読んでいただいた方、スタバチャレンジの1週間を見守って下さった方、いいね!してくれた方、コメントくれた方、ありがとうございました!

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Yusukes

Yusukes who is a Tokyoite delivering Tokyo’s travel information to the world from the 100% Japanese local perspective. Live & Travel in Tokyo and around Japan:)