Silbirdに採用エントリーしてくれる人に向けてイメージが伝わるように、昨日こんなエントリを書きました。ちょっとそのフォローポストって感じです。
これまでこういった事は公開せず、常に対面でひとりひとり熱量込めて時間をかけて話していたのですが、考え方が少し変わったから書いたのでした。
たとえばこんなことを考えている採用担当者って多いのではないかと。
- 応募する会社のサービスくらい触ってこいよ!
触らずに面談くるなんて、本当に入りたいと思ってるの? - 転職サイトで知ってくれたのはいいけど、会社のHPも見ないで面談くるの?
- エントリーレターや経歴書くらいきちんと書いてよ!
もっとアピールしてくれなきゃわからないよ! - どこでもいいからなんかよさそうな会社があったら就職したい、ってひとはお断りだよ!
これは、ぶっちゃけ僕の本音です。
ただ、こういうことを言っているのは傲慢だとも思っていて、そもそも僕らなんてまだまだ小規模で無名だし、知ってから来いよ!じゃなくて、ぜひ僕らのことを知っていただけませんか?がスジなんじゃないかと。
堀江貴文さんがこんなこと言ってたのを思い出します。
本当にその通りだなぁと思うし、そもそものテーマだった「自分だったらどういう会社、どういう採用アプローチなら入りたいか」の視点に立ったら、Silbirdを選ぶ理由が見つかりません。
技術推し?プロダクト推し?タレント推し?
よしんば偏差値はまずまずあったとしても、飛び抜けて人を惹き付ける要素というまでには至っていない。
だからこそバリューと呼べるものをしっかり創ってアピールしていく広報業務とは、会社規模に関わらずすごく重要なことだと思いますが、ここでは広報の話は一旦おいといて。
冒頭で書いた
こういった事は公開せず、常に対面でひとりひとり熱量込めて時間をかけて話していた
ということを、僕は「謙虚」な姿勢だと思っていて、「傲慢」ではないと考えていました。知りもしない会社に興味もってくれただけでありがたいことでございます、代表自ら熱量こめまくって口頭でお伝えして当然です、と。
でもこれは、間違っているんじゃないかと思いました。
謙虚という耳障りのよい言葉に酔って、本質を見ていない。
ぼく、採用がんばってるよ!って少し自惚れている。
経営者の仕事は、自分や従業員、ステークホルダーを高い業績によって幸せにするために、ビジネスをワークさせること。
そのためにワークできるメンバーを採用して、強いチームを創造・維持・発展させること。
採用のベストは、必要な人を的確かつスピーディーに採用すること、それを可能にするため高速にPDCAをサイクルさせること。
ひとりひとりに時間かけて熱量込めるのも間違ってないけど、それは自分の正義感、やってやった感、自分は間違っていないと思うためにやっていないか?
そんな自己陶酔なROI悪いことやるより、今がんばってるメンバーたちに1日も速く新たな仲間を連れてくることのほうが断然重要じゃないか。
今さら気付きました。と同時に、みんなに申し訳なくて顔が熱くなりました。いい人ぶってる場合ではない。だから「傲慢」だと自覚しつつも、採用フローを公開するに至ったのでした。
さきほど本音を書きました。傲慢だとも思うけど、僕にとって大事なことの優先度は、今いる従業員の幸せが先に来ます。書類選考や1on1面談の質とスピードを高めて、決断を速くしていこうと思います。
少しだけ言い訳をすると、こういったことを求職者の方の目に届く場所に書いているのは、どんな会社か、どんなことを考えている経営者かを事前に知り得る状態にするためです。
はっきり傲慢に言いますと、
- 事前に会社のこと調べてきてください!
- 僕の考えを知りうる限り(公開されてる限り)知ってきてください!
- プロダクトは最低限以上に触ってきてください!
- その上であなたのこともたくさん教えてください!
これが出来ていない方は、今のSilbirdのステージではお迎えすることはできません。なぁにを上から?!と感じますけど、来てくれるなら誰でもいいってわけじゃないのです。売り手でも買い手でもないイーブンな関係値からのスタートです。
興味を持ってエントリーしてくれた方には、これまで以上に熱量込めてお話しします。興味をもってもらえるように、魅力的な会社を創っていくし、それを広報して伝えていく努力もバンバンやります。謙虚さを失わずに、かつ大胆に傲慢にやっていきます。エントリーしてくださる方、一緒に会社創っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
↑文字にすると安っぽいですけどね、でも本気で言ってます。
お前じゃなきゃダメなんだ、Silbirdじゃなきゃ嫌なんだ!って本気で言い合える場所へ、ようこそエントリーくださいませ!